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パリ発 五感の穴

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郷に帰ることと、知らぬ地を旅することの違い

東京にしばし戻ってきました。前半はとかく家族との時間を楽しみ、後半は海外からのお客さんを迎えてです。

この地を離れてほんの少しですけれど、慣れた場所での生活というのは、それが自身が育った文化だからかは定かではないのですが、いつもすんなり溶け込める部分が多いです。でも、恐らくこれで今住む地に戻った際には、それはそれで割合と日常にすっと入りこむことに時間は要さないのでしょう。

これは、どうやら私の性格もありますけれど、今現在とても守られた立場で海外に住まうことも大いにあるでしょうし、それを支えてくれたり激励し合える大切な人々がいることがあるでしょうし、そう考えると、あの街でもこの街でも、いとも簡単に生活できるというのは、ある程度本当であり、とはいえある部分では、そうした守られた環境だからこそ、そういう悠長さがあるのだという現状に、気づいていないだけなのかもしれません。

今回郷に戻ってきてふとした瞬間に感じたことは、当然ながら私が学生として様々な気づきをしているそのまさにその時に、この地の大切な人々の生活、仕事、プライベートは当然ながら現在進行形なわけです。プライベートのことですと、仲がよいお友達のことはもはや身体的に隣にいるかのように日々アップデートするわけですが、実は仕事をしている友達の横顔ほど、遠い姿になっていることは、紛れもない事実かと思われます。

今の地でも、社会人の方々は周りにたくさんいますので、これは東京にいる、海外にいるという話だけでなく、自身が一度仕事から遠のいたことで鋭さを得た部分、同時に鈍くなった部分を、今回の帰国で切に感じたと言えばよいのでしょうか。そのことは、特に海外にいると、それ以外の緊張もあり当たり前のようですっかり考えず仕舞いでした。パリでの生活にだいぶ慣れてきたからこそ、このことに気づいたことはとても大きいですし、今後の日々の送り方にしても、今一度こうした機会を得た幸運を真に感謝しつつ日々を最大限有意義に重ねていかねばと心新たにしたところです。
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by Haruka_Miki | 2009-02-01 00:00 |
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