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パリ発 五感の穴

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Being hyphenated

私事ですが、去る土曜日、結婚しました。そんなわけで、今まで慣れ親しんできた名前が突然Hyphenateされる事態となり、少しずつその状況に慣れようとしている最中です。
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それまで一週間程は、信じられない寒さでカシミヤコートを引っ張り出し、ティッシュの大箱をどこにでも持ち運んでぶるぶる震えていたのですが、当日は雲一つない晴れ。20度近くになり、雨男の名を世界にとどろかせている連れにしたら、九回裏ツーアウトからの満塁逆転ホームランといったところだったと思われます。

日本からもお招きしたい友人が沢山いて、パリでの式にその点だけが唯一の心残りとなりましたが、いつか近いうちに皆さんと杯を交わすことができると信じています。その時はぜひ一杯お付き合いください。結婚式という宴に限っては、代わりにこちら方面の友人たちに温かく支えられ、祝われ素敵な会となりました。沢山の祝辞、お祝い、そしてその比較にならない笑顔に囲まれ、互いに連れを紹介するのが初めての友人もいましたので楽しく穏やかな一日でした。会に来ていただけなかった方も含め、今一度自分が支えられ生きているのだと思い、感謝の気持ちがありません。

日本の式を経験したわけではないので、比べる対象がないのですが、ラテンのフランスのつっこみどころ満載の、その日にならないと何が起こるか段取りさえ分からない式が和やかに進んだのも皆さんのお力添えのお陰かと思います。マイクを貸して下さい、とカクテル中にお願いするのも、スピーチの通訳をするのも、段取りを決めるのも、全部自分たち。そういうのがすこぶる大変で、けれど本当に楽しく、我々らしくもありました。出会ったその地で様々な変化が起き、日本でそれぞれを行うことももちろんできるのだけれど、あえてここで全てを行うことにしました。その我儘を聞いてくれた家族の温かい眼差しが、ありがたいのです。

当日は、住んでいる区の区役所で式を挙げました。女性の区長さん(おそらくイタリア系と思われます)がゆっくりと詩を読んでくれて、互いが署名をし、結婚の証人も署名をし、式を終えました。なお、最初に身分証明書の提示を求められましたが、式の15分前まで準備に追われた当人にその頭はなく、思わず、苦笑いで、すいません、でも信じて下さい、我々本人です、と言うよりありませんでした。区の担当者も苦笑い。それでなんとかなるのがこの国です。ありがとう。その後緑に抱かれてカクテルを楽しみ、夜に気のいい友人宅にお邪魔をし飲むわ踊るわよくやりました。フランス人が結婚式の際に必ず皆で踊る踊り、というのもやりました。その面子は、両親だったり海外在住の人であったら、年齢も国籍もばらばらでしたが、とても愉しいものでした。

宴は終わりますが、よく眠り、すっかり部屋をこぎれいにした後の日常を歩む足取りは軽いです。何より、窓の外がこの上ない明るさで、気分爽快!です。さぁ続くはあと二本、試験がんばります!
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by Haruka_Miki | 2010-05-20 22:04 |
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