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パリ発 五感の穴

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もぐりこむ

10年ぶりのアムステルダムです。
いつも目に映すものが変わった私には、アムステルダムという街もまた異なって映って、とても心躍る滞在でした。
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大学生の頃は、美術館とアンネフランクとホテルの近くの大きな公園のイメージが強く、はっきり言ってまた来たいと思うところもありませんでした。今回はアプローチを変えて、電車でのアムス入りです。驚くほど異なる印象を受ける街はあまりないと思うのですが、アムステルダムは初めてきたかのようなわくわく感で楽しむことができました。数か月前にオスロに行ったのですが、これとは全然異なる雑多な雰囲気、そこに共存するモダニティ、小さい路地に小さなアパルトマンが群接する様は、さながら東京に想いを馳せるのです。

今回は観光地を回るでもなく、企画したあるイベントのオルガナイザーとして出向きました。そうした緊張を解してくれる混沌は心地が良いものでした。前職を辞めて、3年前に学校に通うことを決めたとき、どうしたら異なる地域の都市政策や都市計画に食い込めるのかと思っていました。それだけにこの主題はとても地域性を帯びたものであり、いくらグローバル化と言っても、土地ごとの対応を土地の人間で考え、遂行するのがごく自然なテーマであるからです。ローカルな知見とバックグラウンドが必須であるのです。

そうして3年後こうしてアムステルダムにいることは、とても不思議であり、喜ばしく、執着心というものが一つの可能性を見出してくれることを実感する次第です。地方の都市政策の一つの要であるテーマに、環境問題への取組に有名な市の人や、電力会社や、メーカー各社がいるこの場で、ただの政策話を延々とするのではなく、今日・明日・次の1年から5年の話をするというのは、とても有意義で、いくら二酸化炭素排出削減とOECDのリサーチャーが言ったことよりも現実的なものなのではと思ったりします。もちろん、OECD他シンクタンクには当然リスペクトもあるわけですし、仕事が異なるだけですが。

パッションがある人が、パッションがあることをすることほど、効果的なことはなく、欲を言えばその一翼になれれば、欧州にいる日本人として、もしくはただのこのテーマに関心を寄せる人間として、ちょっぴりでも関われればすごく嬉しいなと思った二日でした。
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by Haruka_Miki | 2011-09-25 00:00 | エチュード
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