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パリ発 五感の穴

fivesense.exblog.jp

今という時代を生きています。毎日が楽しいのです。夢と現実両方をきちんと見据えられる年頃です。面白い時代に働き盛りになったもんだ。

友人が、今は江戸から明治にかけてみたいなもんだ、という例えを使っていて上手いなあと思ったんだけど。そう、今終身雇用制度には曇りが見えて、そう、その様子はさながら、それぞれの藩に尽くした武士の時代から、脱藩した浪人たちで溢れ、また幕府というもののスタンスが危うくなりつつあるご時勢にどこか似てる。

自由の身になり、保守に通説に従う必要はなくて、全ては私たちの手の中にあり、どんでんがえしもあり。お武家の者もそうでないものも、肩書きなんぞ関係ない、人の中に宿る「実」がものを言うわけで。

自由を求めて叫んでいた時代より、自由の身であることは幸せに違いないさ。が、自由の身になったとき、そこにはそれ以前よりも「志」が大切になってくる気がする。江戸から明治という激動の時代をくぐり抜けた者、中でも今も私たちの心に残る先人達は、ただ自由になりたくて、ただ改革がしたくてしたのではないわけだわ。改革のための改革ではなくて、そこに「志」があったから、その激動を走り続けられた。

自由な身で、私たちは我が物顔で闊歩できる。ビジネスを自分で起こしたり。けれど、「志」があるか否かでゆくゆくは大きな差がでる。「志」がなければ、自由は毒にもなりうる。麻薬みたいになってしまう。

今、歴史小説を読んでいるのがばればれな、そんな今宵の私です。
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by Haruka_Miki | 2006-07-24 00:00 |
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