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パリ発 五感の穴

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ソウル・パワーカントリー!

韓国はソウル。二度目の地だ。

初めてのソウルではまだ気づかなかったこと。よくわかっていなかったこと。キムチもパジョンも、人情肌のおばちゃんや子連れの若いお母さんとの地下鉄の触れ合いも、食堂のお母さんとのジェスチャー大会も、そしてもちろんこの国のアートシーンも、キーワードは「パワー」だ。これ見よがしではなく、人間的な温かい血が通い、何かやったるで!というエネルギッシュさを感じる。パワーは特に激しく、たいがいは温かい。

パワーのキーワード.人

とりあえず、公共機関においても、隙あらば世話を焼こうとしてくれる人が多い旅だった。儒教の国だし、日本に輪をかけて、年配の方や子連れママには席を譲るものだろうという固定概念のもと、私はあちこちで年配の方や子連れママを見かけると片っ端から席を譲ってみた。皆本当に嬉しそうな顔をして、その後はじゃあ荷物を持ってやるとか、降り際には丁重にお礼を言ってくれる。電車の中で地下鉄路線図をひろげようものなら、ここは何駅だ、次は何駅だと何かにつけて世話を焼いてくれる。ギャラリー行きのバスでは、手塚治風ベレー帽の運転手と多いに盛り上げる。もちろん、私は韓国語が話せない。なのに、必死になんだか話してくれるのだ。山手線での帰り道、何かちとさみし、世話焼き役を無意識に探してしまう。

パワーのキーワード2.アートシーン

これは、四年前には考える暇もなかったのだけれど、今回はとかくできるだけ多くのアートシーンに触れてみようとした。実は、韓国は知る人ぞ知る現代アートが進んだ国らしい。アトリエ、ギャラリー、私営・国立の美術館、アートを支援するシステム、なかなかーと感動して、うなって、すっかり刺激された。経済だとか政治だとかの脈絡でしかこの国が語られないのは、余りに惜しい!テレビ番組やスターだけでしか賞賛されないのは、余りに惜しすぎる。

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おそらくは、自国であればたくさんの問題があり、またその地を知れば改善点は多くあり、隣の芝生的要素は多いのだろうけれど。それでもいやあ、そのパワー誇りに思っていいと思う。なんたって、私はドキドキしたし、笑顔になれましたぜ。
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by Haruka_Miki | 2006-09-28 00:00 |
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