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パリ発 五感の穴

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デザイン:差異をもっと素敵なものに

f0079502_1242429.jpg東京のそこここで、今週はデザイナーウィークなるものが開催されていた。最後の日ともあり、愛車チャーリー(うぐいす色の自転車。少しサビ有り)でえっちらこっちら神宮外苑まで行ったきた。途中にある花屋の店先で立ち止まったり、コーヒー屋さんで油を売ったり(ちなみにそれは美味しいエスプレッソだった)、いつもどおり、通行人の皆様をひきそうになったりと、辿り着くまでに多少の時間を要したのたのですが。

デザイナーウィークは、神宮外苑のメイン会場に加え、東京の様々な場所で展開され、ショップや、大使館など様々なアクターが参加している。毎年、この位の時期に行われている。メイン会場では、国内外の商業デザイナーの作品が展示されていて、なかなか興味深い。ちなみに、3,4年前のデザイナーウィークでは、フィンランド大使館だかに入れて、様々なフィンランドデザイナーの作品が見れたように覚えている。f0079502_12113563.jpg

一般市民のわたくしは、1500円(事前予約がないと2000円)お金を取られるということにしばしご不満だけど、それでも収穫が随分とあった。私は、木が好きなので(版画でも、銅版画より木版画が好きだし、鉄筋よりできれば木造がベターだし、石の文化より木の文化にぐっとくる)、木を用いた作品に惹かれた。

二人のデザイナーの作品が特に素敵だった!一人はベルリンの商業デザイナーの作品で、Osko+deichmannのOskoさんの椅子。"Shell Chair"と言って、木製のその椅子は、ぱかっと上下に開くと椅子になる。その姿はさながら貝殻。特に、オークの木の色がまた温かみがあって素敵。何しろ、ごちゃごちゃデザインばりばりの作品が多い中で、シンプルなものほどなんだか引き立つのだ。

二つ目は、embodydesignのKatsuta Iwamotoさんによる椅子。日本伝統の組子用いた椅子で、しっとり。木の繊細さと懐の深さにぐっとくる怪しい私。何がすごいって、日本の建築、もともと釘を使わないこと。組子も、釘を使わないで木を組み付けるわけで。素敵でした。

以前のブログで書いた、「デザインとアート」の違い、ちょっと分かった気が致しました。
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by Haruka_Miki | 2006-11-05 00:00 | 経済的営み
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