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パリ発 五感の穴

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働くということ

仕事が板についてくるのはいいことだが、それは裏を返せばマンネリ化だったりもする。全ての仕事はある種の専門性を極めることに通じ、常に向上していくのが理想で、現実には力が入りすぎて、結局は毎日やる仕事はあるレベルにおいて、一つのプロセスに落ち込んでしまう。

いつもと同じ平日の朝で、シャワーを浴びる。ウェブ版の新聞に目を通し、いくつか気に入りのラジオニュースを聴くきながら、コーヒーとグリーンサラダと田舎パンと果物を頬張り、出勤する。電車に揺られて束の間の読書を楽しむ。いつも同じ車両の同じドアで乗り降りをすると、一方的な顔見知りも何人かいる。いつものように歩いて、あとはエレベータで仕事場に上がる。

それは一つの心地よいリズムとして確立されていて、仕事もその延長上線である一定の心地よさの中で続いてく。もちろん、激動の市場の中で、特に最もエキゾチックで話題の商品に携わっていて、刺激は多い。日々アドホックな問題も多発するけれど、そうはいってもある程度自分の裁量で心地よいリズムは続けていけるのである。仕事柄。

仕事に慣れることの良さを感じることに少し遅れて、そのことに対する危機感を感じるのは当然のことかもしれない。社会人という身分になり、突然今日私はその危機感に直面した。それは、仕事がつまらない、つまるという問題ではなく、アプローチ方法で自分がもっと色々できる点、そのことを重々承知ながら心地よいリズムを続けようとした、自分の甘さへの危機感だ。

危機感を感じた時は行動すべし。それを受け止めてくれる有難い職場環境だ。マネージャーに、現在自分が学びたい事柄、そのアプローチ方法を相談すると、的確なアドバイスを頂戴できた。向き合ってくれるマネージャーの存在の大きさは計り知れず、その点で本当に自分は恵まれているなあと思う。

心地よいリズムに目を閉じることなく、代わりに身体を動かしたり、思わず口笛を吹いたり即興できる心構えをいつでも持ちたい。自分で動くこと、すなわち、「人」が「動く」ことが「働く」である。社会人二年目の今の、働くことの意味合いはそんなとこです。

これがまた、様々な場面で変わっていくのかな。
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by Haruka_Miki | 2006-11-17 00:00 | 経済的営み
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