ブログトップ

パリ発 五感の穴

fivesense.exblog.jp

帰郷・2007

一月は、仲良くしていた会社の同僚が一年間の日本での仕事を終えるにあたり、夕飯をしたり、お土産選びだの、銀行口座を閉じたり、携帯電話の解約などを手伝ったり、お別れ会だのと、彼女と接する機会が多かった。日本という地に、必ずしも能動的ではなく、仕事という受動的な理由で舞い降りた彼女の視点を共有し、日本をまた別の機会から見る貴重な機会だった。

自分自身もおそらくは、その一部であろうが、周りには様々なバックグラウンドを持つ人々が多い。多様な文化圏を股にかけ、それぞれの挑戦に一生懸命ではあるが、実に軽やかに数々の局面を通ってきた人も多い。自分と異なるバックグラウンドであればあるほど、友人関係はまた新鮮で、実り多いものになるのかもしれない。

その意味で、同僚の彼女と知り合い、職場が同じ以上の意味合いの友人関係を築けて、とても有難かった。長女である私にとっては、いくつか年上の姉のような存在にもなり、突拍子もない言動と行動の私を温かく、常識を兼ね備えて見守ってくれた。社会人二年目の私にとって、職場でそういう人にめぐり合えることは、大変心強い。

いい意味で一般的な視点を持つ人である。私の発言に驚きを隠せずに、それを尊重すると同時に、自分の視点を共有してくれた。それは、時に日本が異国であることに起因する視点で、その場合は私にとっても新しい見方を発見することにもなったし、それ以外の多くの場合は女性という基礎を基にしてとても共感がもてる意見を言ってくれた。

なんとなく、彼女が郷に帰ったことは、ある意味で私の社会人二年目の終りを象徴する事象にも思える。がむしゃらな一年目、客観的な視点も見えつつ考えつつの二年目。さあ、社会人三年目を目前に、三年目をどのような年にしようか、この二年目をふまえた価値があるものにしたい。

ある意味で、本当の独り立ちはこれからの気がする。
[PR]
by Haruka_Miki | 2007-02-01 00:00 |
<< 身体の中の肺の影 音楽ツーリズム >>