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パリ発 五感の穴

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手紙がやってきた

今日、フランスのホームステイ先の一番上の娘さんから手紙が届きました。最初に一緒に過ごした期間はたったの三週間、かれこれ二年半経ち、去年一度また一週間お世話になったのですが、その後はご無沙汰しています。また会いたいなあと思う今日この頃です。

今年十三歳の長女の娘さんは、筆まめでちょくちょく連絡してくれます。気性が激しく、劇的と揶揄?されるフランス女性の典型にはあてはまらないかもしれないほど、穏やかな娘さんです。f0079502_225501.jpg

ホームステイ当時、十歳の女の子、八歳の男の子、六歳の女の子の三人兄弟と、インテリア業界で働くお父さんとファッション業界で季節労働?(各有名メゾンのコレクションのシーズン時だけ働いています)のお母さんの五人家族。考えてみれば、こうして長いお付き合いができているのもすごくラッキーなホームステイ先だったと言えます。

さて、ブリュネットの巻き毛のショートカットが印象的だったお母さんのエマニュエルによれば、その穏やかな長女の娘さんが、ティーンネージャーとして難しい年頃を迎えているとのこと。時にPC上で会話をする時には、至って普通の私が知っているあの頃の彼女です。思春期ってのはそんなものかもしれません。親には特につっけんどんに当たりたい年頃なのです。意外と、それなりに年上の長兄・長姉のような存在には肩肘はらず話してくれるもんです。

フランスのお母さんの一般に例を漏れず、エマニュエルも子どもたちには淡いピンク・水色・紫・萌黄色の服を着せたがりますが、長女の彼女はその方針に一貫してノンだそう。黒を好み、紫も濃い紫。ブログの色も好きな濃い紫にしたんだ、と長女の彼女は教えてくれました。

子どもと言えど、いえ、子どもから脱皮する段階だからこそ、ある程度大人になった私以上の速度で彼女は大人びていっているのかもしれません。私にとっては永遠のフランス語の先生に、そのうち精神的にも近づかれるのかなあ。追い越し、追い越せです。なんだか、ソフィアコッポラがいつも思春期の女の子の葛藤を映画で描きたい、と言っているのが分かるような、そんな難しいけれど、大事な年頃ですかね。

蛇足ですが、自分がどんな思春期を過ごしていたか、思えば似たようなものだったかもしれません。基本、中学校では自由にやらせて頂きつつ、両親には反抗もしていたように思います。とはいえ、私の場合、思春期のど真ん中で異文化にさらされたため、両親に強硬な反抗というのも志半ば?に終わり、その後はそれなりにまた自由に泳がせてもらったのですが。案外その方が、親への反抗というものも収束にむかい、自然と小さくなっていったような。まあ、結局は、親の自由と管理のバランスに今では感謝してます。

そんな自分の子どもの視点を持ちつつ、お母さんエマニュエルと長女の彼女の今後を、第三者ながら静かに見守っていけたらと思いました(視点は、まだまだ長女寄りです。親になったことがまだないからですよね)。
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by Haruka_Miki | 2007-02-15 00:00 |
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