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パリ発 五感の穴

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インド・ジャイプール 街の色、砂岩の色、人の色

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旅の醍醐味の一つは、その文化圏の「色」に合うことである。色は、砂や土の色に始まり、その上に住む牛や犬の色、サリーをまとい、ターバンを身につける人の色であり、土地の上に立てられた建造物の色である。

よく、外国人旅行客を見て、遠めの豆粒のような団体でも、たいがいそれがどちらの文化圏の方か察することができるのは、肌の色や髪の毛の色というありきたりのものだけでなく、人々がまとう衣服の色使いにも言えることに思える。

特に惹かれたのは、ジャイプールの街中で出会った色たちなのだが、それは日本ではなかなかお目にかかれない赤土と赤砂岩があればこその色であり、色が人間の独断によるものではなく、自然から端を発するものなのだとつくづく思う。

f0079502_21721.jpgピンクシティと呼ばれるその街は19世紀に英国の王を迎える際に、サルタンが赤い砂岩の建物を強調するためにピンクに色を塗ったのが始まりだそう。私は中学生の頃から行ってみたかったのだが、今回念願叶ってその街に行った。ピンクシティに少しでも溶け込もうと、いつも着慣れている黒ベースの色合いは避け、この日ばかりは私もサーモン色のカットソーに、ツバが大きい茶色の優しげな帽子を選んだ。

異文化圏の「色」をまとうことに慣れた私が、少しでもその街に溶け込むことができていたらと願うばかりだ。
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by Haruka_Miki | 2007-02-22 00:00 |
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