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パリ発 五感の穴

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原石は何色?

BGMは珍しく久しぶりにCHARAです。久しくこのとびきりポップな音からは離れてたのですが、これもありです。十代の時、自動車の中で彼女のCDをよく聴いていたので、高校生の頃見た車の窓からの景色をなぜか思い出します。黄色の信号だとか、森だとか、粋がった同世代の男の子の赤いピックアップトラックだとかそういうものがフラッシュバックするのが、他でもない彼女の歌だったりします。さて、BGMがこの珍しいセレクションであるのも、理由があります。ITの申し子世代の割に、どうもアナログで臆病だった私も、一念発起してモダンテクノロジーの恩恵を受けることに決めました。アメリカ発のSNSに登録することにしたのです。登録をしたところ、今までお互いメールアドレスが変わって音沙汰がなかった友人たちと再会しました。

きっかけはわが妹です。彼女は、メカ音痴の私とは違う、スマートな現代人です。SNSへの恐怖もありません。以前少し触れましたが、そんな妹と、私の高校の友人がSNS上で再会して、そこから妹を通じて私に連絡が来たということが何ヶ月か前にあったのでした。思春期の友達というのは、どこか不思議な感じです。自分が異国にいたことも多少はあると思うのですが、それよりは、どの文化圏に居ようとも、思春期特有の「脆さ」や「強さ」を互いが共有することが、私が感じる特別さなのでは、と感じます。さて、過去を話すこと以上に、今を語ること、その間の空白を埋めることは、簡単なことではないと思っていましたが、基本的にその人の歴史以上に、今のその人が、言葉以上に全てを語ってくれている気がするから、10年弱のブランクだとしても、たいしたことがないのです。

f0079502_0401664.jpg政府機関での監査の仕事をする友達、一児のお母さんでもう一人出産予定する友達、医学の道に進んで医者の卵として勉強する友達シリコンバレーで次世代技術の研究をする友達、NGO団体で働いてアフリカのマリに渡った友達、地元の国語の先生になった友達に再会しました。意外と、彼の彼女の「今」は私が高校時代に抱いた彼や彼女の印象と大差はなかったりします。驚くのは、それぞれが自分色を崩さずに、その人なりの道を着々と歩いていることです。原石を磨いて、中の色味が少しずつでてくるけど、どうやら原石の基礎色はそう簡単には変わらないようです。その変わらない色と、少しずつ磨いて出てくる色味、私の色はどんなでしょうか。昔と同じ色味でしょうか。どう変わったでしょうか。今度、ぜひ直接会って聞いてみたいものです。
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by Haruka_Miki | 2007-03-05 00:00 |
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