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パリ発 五感の穴

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花見の効用

f0079502_2004178.jpg花見の付き物は、人ごみであり、酔っ払いであり、ゴミの山であり、桜の木々にとっては何とも迷惑極まりない話だが、人間にとってはこの上ない素敵な季節である。昨日購入したフリージアの花は、この上ない芳しさだが、思い切ってこの落ち着き払った部屋を出て、桜を取り巻く喧騒の中に繰り出すことにした。

花見のよさは、親しき友人と集うことにあるが、時に新しい出会いの場でもある。おそらくは、スーツをまとってi podの世界に没頭した平日の通勤時や、日々のビジネスの中では会わない人との出会いがある。友人の友人開催の花見の場は、初めて会う顔で溢れていた。公園は青いシートで埋め尽くされ、どこまでが友人の輪かさえ見分けがつかなくなっていたが、半分酔っ払った人々には些細なことだった。

さて、そんな花見の場で、ひょんなご縁である方とお話する機会を得た。Wikipediaの創設者でちょうど来日中だったJimmy Wales氏である。ITの知識が乏しい私が、こうして氏とお話できるのも、桜のお陰である。短時間の中で色々勉強になることは多かったのだが、一つ心に響いた言葉を。社会人とは思えない質問かもしれないが、氏に"What is your dream?"と伺った。それに対しての彼の答えである。"Well, I'm doing what I'm dreaming." お家大好き人間の私だが、この一言を伺っただけでも、思い切って花見に出かけてよかった。
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by Haruka_Miki | 2007-04-01 00:00 |
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