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パリ発 五感の穴

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子どもの城

f0079502_11404362.jpgここ何年か在住の渋谷区には、思った以上に福利的な施設があって、子どもの時にこのような場所があったら、大張り切りで遊んだこと間違いなしの場所も多い。案外緑も多いことは、東京23区に言えることであろうが、これはまた渋谷区の特長でもある。

最近気になっているのは、代々木公園の近くにある「渋谷はるのおがわプレーパーク」である。普通の公園とさほど違いそうにない空間だが、コンセプトが全く新しく、子どもの遊び心を俄然くすぐること間違いなしの居心地の良さが、「大人」の私にも伝わってくる。

ずっと気になっていたこの空間に、ちょうど散歩がてら寄ってみた。プレーパークには常に大人の「プレーリーダー」と言う人々が常駐していて、子どもの遊びを応援している。その時間内ならば、子どもが自分の責任で様々な遊びに挑戦できるという楽しい空間だ。のこりぎ、スコップ、布などの道具も貸し出してくれるし、スケールが大きい砂山を作ることも、プレーパークの一角にある土の山で滑り台をすることも、木の家に登って遊ぶことも、水を流して泥んこ遊びをしてもよし。それを見守る大人や地域の目と、自分の責任の中で、大人に信頼されてたくましく縦横無尽に走り回る子どもの図は、なんとも温かい。

f0079502_11581199.jpg幼少時代を思い返して、楽しかった遊びと言えば、家でお絵かき、りかちゃん人形遊びもあるのだが、小学生低学年の時は、工事現場の跡地を巡ったり、林の中の秘密基地などを作ったり、今の時世では場所がなかったり、物騒すぎて難しい遊びがとても楽しかった思い出がある。大人の目がそれなりにあって、けれど干渉されるでなく、「冒険」を支援してもらえるというのは、すごく魅力的な遊び方に思える。

日本では、こうした子どもの「冒険」をサポートするNPOが全国に拡がっているようだ。国際社会などの大きなレベルに目が行きやすい私だが、地域社会というものを今一度考える機会を、その空間は大人の私にも間違いなく提供してくれている。
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by Haruka_Miki | 2007-05-12 00:00 |
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