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パリ発 五感の穴

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川の流れは作られるものか、作るものか

仕事をしていると、どうも井の中の蛙になりがちなことを憂慮している。当たり前に使っている言葉も、また関心範囲も、ある程度は方向付けられていくのは仕方がないことだし、それを人は専門性と呼ぶだろう。それに甘んじることなく、週末は平日と異なるできるだけ視野を広げようということで、国会議員秘書の方とお茶をする機会を得た。アメリカからの政治研究者でもあり、国政をある意味、この国の国民である私より近い位置で見ていて、何を感じているかに関心があった。

様々な事象について意見を交換したわけだが、やはり気になるのは、私達国民の市民意識の欠落、一人ひとりの政治関心の基本的薄さ、政治はお上の為すこと、という投げやりさというか、無関心さである。それは、おそらく私にも言えるわけで、選挙にはもちろん出向くが、それぞれの党のマニフェストなり、政治家の信念なりはどうも見えにくく、よく分からず、自分が知りうる範囲の知識や「雰囲気」で一票を投じている嫌いもある。そして、基本的にビジネス界では、政治的な事象に触れることはもちろんタブーで、それについて議論する場などは、日常生活では殆どない。

一応政治学に身を置いた人間としては、経済活動に目をやるのと同じように、自由民主主義とは何か、を考えていきたいなと初心に戻った次第。まずは、定番丸山真男の「日本の思想」を読み直すところから始めるべき?
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by Haruka_Miki | 2007-06-17 00:00 |
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