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パリ発 五感の穴

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ポルトガル語、時々レモネード

言語って、響きが綺麗な言語だとか、感性が美しい言語だとか、あとは色々な用途によって(フランス語は愛の言葉というclichéがあるように)色々あると思うのだが、私が一番音楽的に受け取ってしまうのは、多分ポルトガル語である。

ポルトガル語はまったく分からない。けれど、なんとも人間的かつ音楽的だなーと思わずにはいられないので、耳にする機会があるととにかく惚れ惚れしてしまう。東京でもポルトガル語を話している人々を見ると、私はとりあえず近くまで歩み寄って行って、盗み聞きしている。意味が分からないので、盗み聞きもかわいいもんだとお許し頂きたい。

言語と音楽というのは本当に鶏と卵の関係だと思う。というわけで、ポルトガル語の音楽は心地よい。ポルトガルを二週間ほどさまよい歩いていたときの記憶が残っているからか、ファドが好きなのだ。あれは、多分日本でいう演歌的なものなのだけど、心地よい。大学都市のコインブラの近くにナザレという漁師の村があって、そこを思い出す。おばあちゃん達が黒かったり、鮮やかな色だったりのエプロンをまとい、なんとなく自身は行ったことがないが、妹が以前旅をして写真を見せてくれたギリシャの島に似た感じである。
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ボサノヴァも好む。あれを聴くととりあえず、この夏の週末、昼下がりならば家に埋もれているハンモックを探し出し、きーんと冷えたレモネードだかをバスケットに入れて、公園に木綿だか麻のスカートでもはいて、ビーチサンダルを投げ出して、ハンモックをいい具合に吊るしたら、すぐさま昼寝の体制に入れる気がする。

このたび、ミッドタウンにビルボードライブがオープンするらしい。カルロス・リラとホベルト・メネスカルがやってくるとのことなので、ぜひ足を運びたい。一点残念なのは、彼らがくるのは10月とのこと。どうせならこの真夏の夜にシエスタをした後にでも夏のおめかしして行きたいものである。
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by Haruka_Miki | 2007-08-10 00:00 | 五感
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