ブログトップ

パリ発 五感の穴

fivesense.exblog.jp

住むの拡がり

ここ七年ほど寮暮らし、アパート暮らし、マンション暮らしをしています。寮は例外的で、一年は四人部屋というのを経験しました。当然個の概念もなければ、プライバシーという言葉さえ忘却の彼方でした。後者二者においては、基本的に近所付き合いというほどのこともなく、共同空間も限定されているので、他の住人の方々とあまり共同に生活を営むということはありません。スマートな関係性がある程度マナーになっている気もします。

共同住宅に関心を持っています。例えば、あいにく団地に住んだことはないですが、大変気になります。基本的に、コミュニティハウスの概念に何かを感じるからかと思われます。最近は、祖母がグループホームというお家に住んでいるので、共同住宅について考えるきっかけになっているかもしれません。

さて、最近は少しおさまりましたが、郵便受けには毎日山ほどの新しい物件情報が入れられます。「○○の杜」など様々なコンセプトに基づき、不動産会社があれこれと住宅を作っているようです。

f0079502_10582233.jpg
(ウィーン、フンデルトヴァッサーハウス)

やはりそんな中で気になるのは、決してゼネコン的な商業主義を前面に出さないタイプの共同住宅です。郊外の団地であったり、コンセプチャルなコミュニティハウスであったり、海外の試験的な団地であったりです。東京近郊であれば、駒沢公園の泰山館、私が大好きな建築家、フンデルトヴァッサーのオーストリアにあるHundertwasser Haus、またドイツのWeissenhof団地が気になります。Weissenhofはオフィシャルサイトがドイツ語の他に日英であり、日本人の来客も多いのかしらと思わせます。

住空間について考えます。必要性にかられて住む、そこから一歩入り込んでコンセプトに共感して住む、共感すると共に再帰的に作り出していくプロセスに携わる、住空間も住むも、やはり最終的には様々なレベルの「住む」がある気がします。
[PR]
by Haruka_Miki | 2007-12-14 00:00 | 経済的営み
<< 共犯関係について きみをおもう >>