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パリ発 五感の穴

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ただいま

東京にもどりました。言いようがなく、とりあえず平和でありますね。そして、京成はスムーズです。京成びいき。
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旅について一つ思うところを言うと、

始まりはいつも異なり
旅をしている間も常に異なり
しかし終わりはいつも同じだということです。

何が同じかと言うと、感情的なところで、着地点がどこであれ、帰ってきた、これで一つの旅が終わったんだ、と思うのです。それ以上でもそれ以下でもない気持ちに集約される気がします。それは、たぶん、旅、というものの存在そのものを表しているのかも。

さて、ニューヨークには四度程行きました。そして、行く度にいつも異なる印象を持ちます。それがちっとも心地よい印象だけでないのに、また行きたくなる、住みたくなる不思議なところです。不思議なテンションがあって、さぞかしあそこで住むことは疲れることでしょう。そう分かっていて、行きたくなりますがな。

猫を好きになるのと同じ気持ちでしょうか。基本わたしは犬好きですが。

「帰ってきた」と言えば、飛行機の中でJ.M.CoetzeeSlow Manを読んでいて、結構はまりました。特にその中の一節が中々響いたのでここで。

He shrugs. 'I have always found it a very English concept, home. Hearth and home, say the English. To them, home is the place where the fire burns in the hearth, where you come to warm yourself. The one place where you will not be left out in the cold. No, I am not warm here.'...'Among the French, as you know, there is no home. Among the French to be at home is to be among ourselves, among our kind. I am not at homein France. Transparently not. I am not that we of anyone'.
(J.M.Coetzee, Slow Man, 2006, page 192, Paperback version)

ホームねぇ。上記ほどの考えまでに行き着いていないんですけど、とりあえずは、お風呂につかって、妹が作ってくれたご飯食べて、しばしお目にかかれていないお顔、はよ拝見したいです。
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by Haruka_Miki | 2008-04-12 00:00 |
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