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パリ発 五感の穴

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リエゾンな人間に関して

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(今年初めて海に行きました)

東京をしばらく離れることになりそうなときに限って、面白い出会いが多いというのが相場です。職業も、興味も、国籍も異なる色々な面白い皆さまにお会いしております。トランスフォメーションの時期には、一つのことにどっぷり浸かっていた時、というかそのことにすら気づいていなかった時にはないテンションなりエネルギーがやっぱり気づかない内に出ていたり、アンテナを張っているからなのかしら。

そんな出会いの中で最近の目下のテーマは、「いかに自身を規定するものや、枠や、身を置いている場所や組織から、緩やかな流れの中で出たり入ったりして、あっちやこっちに行き来できるか」です。結局、人生の経験値が増えるということは、一定の場所に身を置けばその世界の中での専門性が高まるということだと思い、人生の先輩方を見ていれば、その専門性がある一定の分野で築ける人は、たいていその専門分野が変わっても、その専門性を基礎に他分野にも応用ができるようだと薄々感じています。私はその専門性を極めるだけの段階にまだまだ至らぬ小娘ではありますが。

さて、その専門性の一つのチャレンジとして、専門家達が皆がタコツボ状態だと、たいがいにおいて、その専門性の殻を超えた交流が激減するということです。友人が、分業の効率性をとうとうと説いて、私も納得したことがあったのですが、やはり分業が究極に進んだ社会であれば、どうもタコツボを時につなぐ存在が必要なのではと思うのです。というのもスペシャリストだけの世界は、その世界の中での質を高め磨いていくにはいい面もあるのでしょうが、その世界の外の目というのがどこかでなくなると何が常識か分からなくなりますし、何がクオリティなのかも第三者的な判断はできなくなる危険も時にあるでしょうし、そうなると専門性が独りよがりにさえなる諸刃の剣な場面もあるのではと。

具現性に欠けますが、そういう専門性をつなぐリエゾンな仕事がいつかしたいと、今日はやはり思ったのでした。
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by Haruka_Miki | 2008-05-04 00:00 |
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