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パリ発 五感の穴

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Bonjour パリ

12時間弱のエールフランスの移動を経て、パリに到着しました。ここでこれから約2年間生活し、学生という身に立ち戻ることになります。東京におきましては、沢山の皆さんに沢山の愛と沢山の力添えとたくさんのパワーをいただきましたこと、遅ればせながらここでお礼申し上げます。私という人間は、いつも与えられてばかりで、皆さんにちっともその恩返しをしていない様な気がして心配なのですが。いつか必ずや。そして!場所は変われど!これからも宜しくお願いします。

さて、前置きはさておき、パリの街はなぜこれほどまでにパリなのでしょうか。映画と同様の空気感かはともかく、そこにはある一定の空気が常にあります。以前と異なることは、前回までは空港バスで通常は凱旋門まで行っていたのですが、今回は滞在先がより近いモンパルナスに行ったこと、その関係でパリ市内へのアプローチが、向って左側から右側になり、今までの風景と多少異なるアプローチとなったこと、また通常だとプジョーかどこかの古めのタクシーをおやじさんが運転していて、ラジオは数年前と同じシャンソンだったのが、今回はベルベル系のムッシューが運転するBWMのタクシーで、ラジオは大層素敵なジャズだったくらいでしょうか。

到着の日の雨空から一転、昨日は突き抜けるような秋空でした。行き交う人々を横目に、私は銀行口座開設に走ったり、230V対応のコンピュータのアダプターを探したり、鍋やコーンフレークやヨーグルトやエスプレッソコーヒーやいんげんやトマトや立派なニンニクを両手に寮へ。街を見る前に、生活を少しでも立ち上げたいのであります。ここにきて欲しいもの、それは菜箸、エコバッグ(こっちで調達してもいいけれどなんとなくもったいない)、ざる(そう、竹のやつ)とかでしょうか。中華街に行くと、焼きそばや醤油が手に入るらしいですが、慣れたら少しは赤カブなどの食材を使ってフランス家庭料理をしたいところ。いつになるかしら。

いずれにせよ、初めてこちらで長く暮らすためには、私はラッキーなことに寮に入ることができました。これがラッキーか否かは後ほど解明するでしょうが、とりあえず一日目から、家探しをすることも、光熱費の心配をすることも、電気がきれた場合の用務員さんを呼ぶことを考えることもなく、つまり通常のパリジェンヌが通る面倒くささを通ることなく、生活を立ち上げることができます。大学都市と呼ばれるこの地は、14区のペリフェリーク(パリ市内ぎりぎり)にあり、市内からは電車ですぐとはいえ、一種独特の学生寮街の様相を呈しています。文学の研究者などと話す機会もあり、これは面白そうです。同時に、ある段階で、この守られた場所を出ていく勇気と負けん気も必要になるのではと思っています。

いずれにせよ、戸惑いながらも元気です。昨日は、大学に向かうため、最寄のサンジェルマンデプレで降りましたが、町並みは素通りでした。少しずつ余裕を持ちたいものです。可愛いカフェオレボールを探しつつ、少しはツーリストも嬉しいエリアに出てみましょう。
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by Haruka_Miki | 2008-09-08 00:00 |
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