ブログトップ

パリ発 五感の穴

fivesense.exblog.jp

シネマ的一日

2001年から愛してやまないのは、Satya Sai Baba Nag Champaのお香です。モントリオールの地下にあるショッピングセンターの入り口にあるお香屋の香り。モントリオールのフランコフォンカルチャーは間違いなく私の中で大きいのです。ここに来て、一番近いクラスメートもやはりモントリオールに縁があって、世界は小さいですね。まぁ、フランスに来ているわけだから、フランコカルチャーに触れた経験があるのは必然なのかもしれませんが。ちなみに、私はこのお香を嗅ぐと、どうしても映画、みなさん、さようならが観たくなります。この映画は私の中でトップ5映画の一つです。

f0079502_75516100.jpg
(イスタンブールのお犬様。たぶん、自分のこと人間だと思っていました。かわいいね)

さて、今日はなんとなくシューリアルな感覚に陥りました。映画、焼け石に水を思い出しましたよ。ああ、なんというかこの社会はなるほどあの映画がなんとなく可能になる雰囲気をいたる所に内包しているわけです。そして、ルームメートと気狂いピエロのオマージュを語りながら、オウムを飼っていたあるマルセイユ在住の男性について話しました。そして、私が最近はまっているミクロ経済の先生の話しに展開。わたし、あの先生のことを考えると、もう三時間は通して笑えてしまうのです。人様にある可笑しみのエッセンスは、本気で愉しく、いとおしいものです。私は、ストレートないわゆる情愛以外の、こうした滑稽なほっこりとした人間愛、リスペクトが大好きです。そしてルームメートと私、我らは、どうやら映画で重なる部分があるので、濃い目にいれた緑茶とチーズをつまみに、三時間ぶっ通しトークもオーケー。この間彼女はエロスを観たそうで、あれは私も大好きな作品なのでまた盛り上がり。女子の話はいとおかし。

まぁ今日のシューリアルな感覚は、大学院で起こったある出来事がそもそも具体的な理由です。とあるハーバードメソードを用いたシナリオプランニングのクラスで、ある反乱?がありました。ダニエル氏という、ある有名なフランス共産主義者のお方の名前を利用して、クラスメートに一通のメールが。(ご丁寧にメアドまでダニエル氏のアドレス。)メールの内容は、いかにこのクラスが生徒たちが自らを蹴落とすメカニズムによって成り立っているかということ(クラスメート同士でそれぞれのプレゼン、ディベート内容を1から5までに採点して、その採点の合計が自身の成績に大きな影響を与える)、それもこれも全て先生の意図通りであるかということ、いかに社会科学を学ぶものとしてこのmechanismを通じたmanipulationを阻止しなければならないかということ、をとうとうと述べているわけです。学部長にもこのメールの内容は行き渡り、さてさてしかしダニエル氏がかの有名な彼であるわけはないであろう、そうしたら一体誰が彼の名前を借りてこのような革命的措置に踏み出したのか、犯人探しがクラスメート内で始まるのは避けられないのではという状況。

私は幸か不幸かこの授業に登録はしていないので、、完全に部外者ですが、いやぁ。なんとも公共政策大学院ぽいといえばそれらしい。Revoltするにも手が込んでいる。そんな中、いやこのメール自体が実はシナリオプランニングのクラスの一部で(シナリオプランニングのクラスではあるケースが与えられ、その短期~長期的プランを練らなくてはならない。当然、シナリオは現実世界の政治、経済的問題を散りばめ面倒なものであります)あったりするんではないかと考えたり。

焼け石に水で、右に左に踊りを踊っているシーンを思い出しつつ。夜な夜な一人ポアロごっこです。(追:私が一番好きなサスペンスは、アクロイド殺人事件であります。)
[PR]
by Haruka_Miki | 2008-12-11 00:00 |
<< 恋愛小説 概念と言葉のことなど >>