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パリ発 五感の穴

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赤い爪

私はネイルアートなるものがちょっと苦手です。などと言っておいて、私の中で最高潮にバブリーに生きていた時は、月々いくらと払って毎週必ずネイルサロンに通っていたこともあるのです。びっくりでしょう。結局私は、女子としての洒落心なるものが好きなのです。特に、ストレスを感じた時はシックな装いでとことこ歩きたいこともあるのです。それでも、なんとなくネイルアートというのが苦手で、大概は爪の形を揃えてもらい、ベージュピンクを塗ってもらっていました。もっとも実のところお茶をやっていたので、お茶に長い様々な色の爪は相容れないというもあったかもしれません。

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唯一色を注したい時には、いつもより短めに爪を揃えてもらい、真赤をお願いしました。essieの352番というやつです。赤は赤でも少し黒味がかかったこっくりした赤で、落ち着いていてかわいらしいのです。ちなみに、私の爪の形は父譲りで、手の小ささからしたら爪がアーモンド型に大きいので、いやらしくならないように気をつけねばなりません。

昨日久々にお爪を赤にしました。そして、ピンクベージュのツイードのジャケットを羽織って少しだけ冬空の街を歩いたのでした。いつもは絶対にマドモアゼルと呼びかけられるのだけれど、今日ばかりはいつものチーズ屋のお兄さんも、初めて行った郵便局のおじさんも、マダム、と呼びかけたのでした。色は、こうも人の印象を変えてしまうのです。もっとも、日常で私は常にうぐいす色のリュックの紐の部分を短くして背負っているので、それはもうアジアティックな学生さん、以外の何者でもないかもしれません。

前職時代はこうした色はやはりいつもは適わぬ色だったわけですが、私の大好きな上司も、例えば月に一度の金曜日など、やっぱりたまに赤のお爪にしてきて、そういうところが私はとても大好きでした。いつもは上司と部下なのだけれど、そんな時だけは行きつけのバーに連れて行ってくれたものです。

今住む街の女性は、それこそあまりネイルアートというものに興味がなさそうです。美的センスが違うというのもあるのかもしれません。たいがいが短く揃えた爪のまま、もしくはフレンチネイルか薄い薄いベージュ、そして前述の赤もいます。ティーンネージャーの女の子は、やっぱりパンクに粋がって、黒だとかも見かけます。

とまぁ、お爪の色などは結局外見ですし、特にあれは結構女性の自己投資というか、自分へのご褒美のような意味合いもあるような気がするのですが、もしそうだとすれば、やっぱり私には多少の影響を与えると思いアパートに帰って来た次第です。
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by Haruka_Miki | 2008-12-22 00:00 | 五感
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