ブログトップ

パリ発 五感の穴

fivesense.exblog.jp

カテゴリ:Nippon( 46 )

食べ物の話ばかりあれこれと

日本から持ち帰った宝物級の品々にうっとりする今週ですが、気づいてみればその多くは食べ物だったりします。

高菜におじゃこに梅干しに干しエビに乾燥もずく。それから、食材で昔からお世話になっている富沢商店。こちらの雑穀もお豆さんのお菓子もなかなかなんですが、今回の大ヒットは、乾燥柚子の皮です。鶏のハムと白菜なんかをきゅっとコールスローにして散らすと美味です。海外に出ると、新しい薬味に安価で出会える代わりに、お馴染みのお薬味から縁遠くなるもので。豊かな小鉢の数々もすぐ作れてしまう助っ人たちの登場です。京都のおばんざい屋で、お揚げと高菜を炒めたものを頂いて、真似して作ったらほっぺが落ちそうです。そうそう、今回三つ葉と紫蘇の種を持ち帰りました。紫蘇は土を選ぶらしく、三つ葉はとても強いという噂。色々な個性があるんですね。初夏が蒔き時のようなので、一度やってみます。

その他、はかない賞味期限が切れてしまう前の、今だけの嬉しさも少々色添えしてくれています。相方には千枚漬けにたけのこのお漬物を。一日で消費するって、本当に漬物好きなんですね。私はといえば、小さい頃からの好物の欧州菓子クドウのバタークッキー、地元の神奈川発のお店だと思っていたら、今回銀座にお店があることを知りました。食べられたことがない方、ぜひ一度ご賞味下さい。リーフパイあたりは、ふとしたらフランスで手に入る気もするのですが、なぜかパイを食べると父と行った横浜万博(お土産にパイを買ったため)を思い出す不思議な記憶です。

そんな中のスター選手が二つ。お干菓子が大好きなので、京都に行った際にどれにしようと45分は迷った挙句、あなたの表情にやられてしまいました。

f0079502_236134.jpg
お写真、歌舞伎座のサイトから拝借します。

七條甘味堂のえがお。今、こういうまんまる顔の女子、少ないよねぇ。京都と言えば買い求めてしまう。大徳寺納豆入りの干菓子を押さえての入選です。

そして。お持たせのお品をどうしようかあれこれ考えて、デパートに出店があまりないお店に入りました。実は東京にも出店しているのですね。寛栄堂の黒豆茶のつややかさといったら。もし小豆好きだったら、大納言清澄をぜひ。試食させて頂いて、これは美味しい!と家用お茶菓子に。貴重がって食べないと、タイムリミットがきてしまうので気をつけるべし!

これでまぁ、日本にいたころと言ったら、ラ・ドュレだメゾン・ド・ショコラだとやっているんだから、まぁ隣の芝生なんです。でもいいのだ。
[PR]
by Haruka_Miki | 2010-04-10 00:00 | Nippon

あの街のこと

東京は武蔵野、中央線で普通電車しか止まらない国立駅から南武線まで一本の大きい道が一本通り、そこを中心に扇型に拡がる街、国立があります。東京で、Boulevardという言葉が似合う道を持った街というのはここ以外には少ない気がします。ここが放つ空気感というのはかなり特別で私は大好きです。おそらく、この界隈で学生をしていた人は同じような気持ちをこの街に持っていると察するのですが。中央線と総武線の喧噪に、郊外独特の家族の香りに、この街特有のふわりとした品の良さ・悠長さが混ざり合い、中でも国立、というファンは多いはずです。

f0079502_5115868.jpg
さて、なぜこのような話をしているかと言えば、学部時代に足しげく通った喫茶店が12月に閉店したことを昨夜たまたま知ったからです。喫茶店・邪宗門。元船乗りでマジシャンでおられる名和さんという名物マスター(髪の毛はオレンジ色に染められた長い髪で、たいてい赤色が少し入ったキャップをかぶったあの方がいれられるコーヒーを求めて、通っていました。小さな通りに面した小さなレンガ造りの喫茶店は、10人と入れないほどではないのでしょうか。詳しくは以前書いたコラムをご参照ください。名和マスターのご冥福をお祈りいたします。

というわけで、以下国立おすすめのお店たちを。

国立邪宗門
国立店の壁には、時計がたくさんかかかっていて、コーヒーカップがそれぞればらばらで味があったように記憶しています。チェーンでは決してありませんが、お仲間が開いた同じ名前の店がたくさんの場所にあります。

ロージナ茶房
1954年創立。ロシア語の店名です。コンサートもたまにしています。寮の先輩らがバイトをしていたことを思い出し。お茶使いがおすすめです。

西欧菓子伊藤屋
とても素敵なマダムがいらっしゃる店で、ケーキもチョコレートも優しくておいしいです。

レ・アントルメ国立
瓦屋根の店内、ケーキもパンもこだわっておられるのでしょう。

萬笑
にらラーメンに味噌ラーメン。元フレンチのシェフのお店でとても美味です。

ステーキテキサス
コーヒーが薄すぎます。でもいいんです、テキサスだから。29日は肉の日なので、行くなら肉の日に。

農家の台所国立ファーム
この店は割合と新しいのですが、野菜をただ蒸したものなども濃い野菜の味。

韓国料理たんぽぽ
ゼミの先生がここが大好きで、何かにつけて打ち上げにはここに出没。やさしーいお母さんが美味しいごはんを山ほど出してくれます。

帽子アトリエ関民
年配になった時に帽子が似合う女性になる、というのが一応個人的抱負なのですが、この店の雰囲気は圧倒的です。

たばこ・喫煙具サンモ―クさえき
私はタバコを吸わないのですが、寮の仲がいい友人がバイトをしていたこと、ないものはない、の有名コピーでこの店を知らない人は界隈ではいないこと、それから煙草が描き出すけだるそうな雰囲気が、嫌いでないのです。
[PR]
by Haruka_Miki | 2009-05-25 00:00 | Nippon

余韻の忘れ物

ある近い人が言った。夕方はいやだって。なんだかすごく分かるよ。それは静かな、郷愁的な、気持ちを誘う時間だ。特に、日本の夏の日のそれは、たまにとても静かでたまらない気持ちになるんだ。

抹茶を頂き、みたらし団子をほおばり、手巻き寿司を食らい、冷酒を愉しみ、浴衣を着て、寝そべって盆の花火を上から浴びて、線香花火比べをして、いっぱい日焼けをして、ビーチサンダルや下駄でどこまでも行く。今年の夏は、いつもの夏に増して、夏らしい。遊びまわって、お陰で夏ばて。

f0079502_18384027.jpg
日本を離れて、恋しくなるのは何であろう。それは、ピンポイントで、大切な人々である。それに加えて、店員さんのサービスのよさとか、しめさばの寿司とか、花火の後の月空とか、邪魔っ気な電信柱の向こうに見える夕日とか、火鉢とか、蚊取り線香の香りとか、美味しい料理酒が簡単に手に入ることとかもあるのだが、多分、一番恋しくなるであろうは、この社会が持つ、「余韻」かなと思う。

中学の頃によく唱って、大好きだった歌にThe Boomの「からたち野道」があって、何度となく観たドラマに「北の国から」があって、同級生に話してもはて?という感じに私はそれぞれにはまっていたわけだが、それは、随分と悲しい歌で、切ない作品で、私は当時よく意味が分からずに口ずさんでみたり、観ていたのだが、あの情感は、多分、この文化ならではの静けさを表していて、どうしょうもなく胸がしめつけられる。

人の、空間の距離感の取り方や、時間の間の取り方や、アクションの後の静けさ、そういう情感を一番恋しく思うだろう。そして一番懐かしく思うだろう。

それは、

手荷物にも預け用荷物にもおさまらない、航空便の小包にも船便にも入れられないんだ。
[PR]
by Haruka_Miki | 2008-08-18 00:00 | Nippon

エストニア姫と愛陀姫を観る

ニューヨーク在住の姫が遊びにきています。リュックサックにビーチサンダルにカーゴパンツに大きなサングラスという井出達で現れた友は、「うふふ、みんなこの国の人は親切だし、きちんとしてて、私の格好はひんしゅくだわ」と笑っています。

私の中で、東京は、世界の真ん中と言っても過言ではなく、アジアにも近いし、ヨーロッパとアメリカ東海岸はちょっと遠いけれど、いいロケーションだよね、島国だけどさ、何となく独自のスタンスでさ、と思っているわけですが、これは世界の人々の総意ではありません。日本という国は、とてつもなく魅力的で、慎ましくも香り立つ不思議な国というイメージが多いようで、それは例えば日本びいきの、もしくはアジア通の人々以外には、まだまだ相当のイメージを掻き立てる場所のようです。

f0079502_959303.jpg
ですので、初来日を果たした友の反応といえば、ああ、何てコスモポリタンで、しかしなんと静寂に満ちていて、ネオンでさえどこか日本的で、街が綺麗なんであろう、人々が慎ましいのであろう、という驚きのようで、ニューヨークのタイムズスクエアが持てはやされる理由が今になっては分からないということらしい。

旅人の目線というのは、地元民の目線とだいぶ違って、彼女が写す東京は、彼女に映る東京であります。特に姫のお気に召したのは、夜の提灯の明かりと、店員さんの態度。そしてそれを横目に、どうして私の友達(つまりあたくし)はこんなに鼻っぱしが強いんだろう、と不思議そうですが。

上野で私の友人に時間を作ってもらい、彼のアトリエを観て大喜びの彼女。やっぱり、観光客として括られてしまうの、いやだよね。とはいえ、最後はやっぱり歌舞伎座は行っておかないとね。ちょうど、ヴェルディのアイーダを題材にした、野田秀樹演出の愛陀姫の幕見をやっていて、私も見たかったので二人鑑賞。歌舞伎はお能や浄瑠璃と違って、お弁当でも食べながらがやがや観るのが楽しいよね。本当は、寄席といきたいものですが、なかなかその方面は難しいので、またにしましょう。

早起きしたら、家の近くの神社からお囃子の稽古の音が聞こえます。太鼓のリズムに笛の音色、姫は、これは何の音!と大興奮ですが、日本の祭りに触れられるのは、暑い夏を選んだ夏の旅行者の特権でしょう。エストニア姫は、これから意気揚々いざ東海道の旅へ。大丈夫、ありがとうとおおきにが言えれば、きっと姫が感動した、静寂さと素敵なおもてなしで旅も彩られるはずです。いってらっしゃい!
[PR]
by Haruka_Miki | 2008-08-11 00:00 | Nippon

東京西部を遊ぶ

吉祥寺→中央線で思い出しましたが、今になって、いや今だからこそ、何やら気になる界隈は、中央線沿いです。アングラを一手に受けているあの感じは、なんとも。高円寺のペルシャ料理のお店で集いましたが、なかなかこれは六本木や表参道や青山ではぜったいに醸し出せない雰囲気です。オシャレな場所もいいですけどね、ああいう場所の味は大好きであります。多分に性に合うというものです。

f0079502_23384665.jpg
(これは高円寺、でなくてウズベキスタン)

そして今思い出しましたよ、小学一年生の時に私の前の席に座っていたクラスメートはお父さんがイランの方で、お母さんが日本人で、学年の途中でテヘランに家族は移住したので、私はお別れ会で、プレゼント持って彼女のお宅に行ったことを。今頃どうしているかしら。なんか、ペルセポリスの世界ですね。それから、高校時代のクラスメートがウェブ上にイラン旅行の写真を掲載していました。それまで、彼女は彼女でしかなかったので、イラン出身とは知らずにいましたが、旅の中の彼女は、いつもの赤髪をスカーフで隠していて、それはそれで彼女のアーモンド形の目の形を強調して美しくもあったのですが。

などという物思いにふけることができる中央線・総武線沿いであります。なお、中野にあるベジタリアンレストランもベジタリアンの友人のおすすめですが、なかなかよいので、ベジタリアンもカーニヴァルもお誘い合わせの上どうぞ。休日など散歩しがてら待つことを厭わず、近くの公園で猫とじゃれ合うほどゆったりした気分の場合はぜひ。

東京はほんとうに様々な顔がある街ですね。その中で同じエリアにしかいないのは相当惜しいので、今のうちに色々めぐりたいものです。あとはなんでしょう、夏なので、神楽坂祭りでほおずき買うのと、野球のナイターは行っておきたいものです。
[PR]
by Haruka_Miki | 2008-07-02 00:00 | Nippon

ナツ初め

帽子を被る方なのですが、気に入りの黒の麻製ハンチングを旅先で紛失してしまったのと、ハンチングは他にもあるということで、代わりに麦わら帽子を購入しました。
f0079502_21522754.jpg


麦わら帽子は、Ecua-Andio社というところのもので、裏のラベルには、『panama hat』の文字が。そうです、これは麦わら帽、ではなく、どうやらパナマ帽と言ったほうがしっくりきそうです。男性のものもお店には売っていて、こちらもパナマ帽らしく、素敵でありました。

結構蒸し暑いなぁとシンガポール料理を昼ごはんに話していたら、連れ立った友人もハンモック・芝生・読書の三点セット好きだということが判明したので、今年の夏は、公園を陣取る太鼓部隊のドラムの音をバックミュージックに、この三点セットにパナマ帽も仲間入りさせて、ナツを満喫したいと思います。チノパンの短パンにTシャツ&サンダルで繰り出したい方はご一報ください。ほっこりし疲れた(?)後は、近所の美味しいハンバーガーなど食べつつ昼からビールなどを開けちゃおうかしら。
[PR]
by Haruka_Miki | 2008-06-08 00:00 | Nippon

スーツ et 背広

勤務先の変化に伴い、町並みというか景色がだいぶ変わったのですが、一番変わったのは、そこにいる人、かもしれません。いえ、人は実はそこまで変わらないのですが、Demography的な変化はあります。例えば、四十代、五十代のおじさま達にお会いする機会は激増しました。今までが、極端に若い人が多い組織だったからギャップはあります。が、それはそれで楽しいものです。

で、最近の私が気になるものとして、男性のビジネスファッションがございます。ある友人が、男性が背広を着ているか、スーツを着ているかで街の様子が分かる、と言っていて、そりゃ名言だと思ったのですが、まぁそういうことです。前職とは異なる趣味とはいえ、私の周りは皆さんスーツですね。そういう意味では。

f0079502_22523023.jpg
前職では、部署やセクションに拠るとは言え、全体的にはカフスを着けた人が多かったように思います。現職では、カフスは人によりますが、割合としては少ないかと。それ以上に、お髭をたくわえた方が思ったよりも多いのと、とりあえずサスペンダーが相当人気のようです。サスペンダーも、多様なんですね。こなれた感じで着こなすと、結構格好いいのだ。

ま、これは趣味の問題ですし、要はご本人が一番やる気になれる格好というのが肝心なところかと思いますが、傍目の勝手な視点で申し上げることができたら、とりあえず個人的な永遠の理想は、渋く、お茶目で、味わい深く、ださかっこいい、柳原良平さんのイラスト&開高健さんのキャッチフレーズ「人間らしくやりたいナ」のアンクルトリスだったりします。
[PR]
by Haruka_Miki | 2008-05-08 00:00 | Nippon

豆絞りから拡がる世界

豆絞りの手拭いを頂きました。
お天気の今日などは、手拭いがとても似合います。大根役者手拭いと一緒に。

f0079502_20575938.jpg
「お座敷ではドジョウすくいに、頭から頬被りしたりお祭りでは、きりりと頭に巻かれる豆絞りは、江戸の粋を感じさせます。」と説明書。ドジョウ、久しく食べてません。祖父の好物は柳川でしたな。

子守被りに、喧嘩被り、仕事被り、吉原被り、手拭いも奥深いな。

今度のホームパーティは手拭い持参で宜しく。焼き鳥やマレーシアのなんちゃってサテあたりを作って、ビール片手が似合うかな。帽子のお洒落もいいですが、手拭いの色々被りもなかなか乙であります。
[PR]
by Haruka_Miki | 2008-05-05 00:00 | Nippon

The Potential of Tokyo

最近有機栽培ワインの輸入ビジネスを始めた知り合いの自宅にて、ワインを嗜みながら楽しむ会に参加しました。

f0079502_1257382.jpg
一言、もっとそういった方と知り合いたいなと思うほど、東京には沢山のコスモポリタンな面々がいるのだ、ということです。東京に来て二十一年目のイタリア人のSignoraと、来日二十四年のインド人の奥様とは特に会話が弾みました。シニョーラは金髪のボブをくるくるに巻いて、千鳥格子のタイトなパンツスーツに黒いエナメルのハイヒールがかなり素敵でした。東京で仕立ててないですよね、と聞くと、そうね、こういうのは東京風でないのね。東京はかわいいものが沢山あるけど、たまにないものもあるものね、とウィンクしておりました。旦那様が日本人という奥様も、上品な萌黄色のクルタパジャマを着こなして、物腰が柔らかで、相当素敵でした。最近、素敵な大人の女性に会うことが多く、すごく刺激になります。

そうした方々以外にも、開発援助に携わっている方、メーカーの経営に携わっている方、政府関係の方、顔を白く塗ったダンサー集団など、様々な方と話をする機会を得ました。日本で育った日本人、日本の外を経験したことがある日本人、バックグラウンドは多種で、とても楽しいひと時でした。皆、お金を稼ぎながら、やはり譲れないものだとか熱い想いを秘めて仕事をしているのです。そうした人と話すことは、私にとって何物にも変え難いエネルギーになります。

f0079502_12334386.jpg
こういう会に出て思うのは、東京という街がまだまだ沢山可能性を秘めていることであり、コスモポリタンの声に耳を傾けることが、実は生まれも育ちもここ、というローカル達にも必ずや刺激を与えるということです。なぜなら、彼ら・彼女たちほどこの街を愛している人がいないというのもまた事実だからです。異文化が交差すると、かならずある種のテンションが生まれると思いますが、親日家たちに触れることは、数字上では元気のない日本の可能性をまだ感じ、盛り上げていこうという気にさせるのでした。
[PR]
by Haruka_Miki | 2008-04-18 00:00 | Nippon

大阪の日曜

初めて大阪に行きました。いつも京都止まりだったり、奈良には行ってみたけどだとか、滋賀の友人とか、すっとばして神戸とか、いっそ四国だとかばかりで、大阪に足を踏み入れたことがなかったのですよ。そうこうしているうちに、私の大阪のイメージばかり膨らむばかり。これは一度行きたいなとずっと思っていました。

f0079502_1213342.jpg
短い時間だったのでディープなところは見れずじまいでしたが、表面上は東京にも似た大都市で、けれどやっぱり随所違うところもありそうです。多分、遊びにいっただけでは分からない、住まうことで色々なドラマが見えてくるのだろうなと思った次第。お好み焼き美味しい、たこ焼き美味しい、とまた食べ通しでしたね。デパ地下も東京とちょっと違います。

さてあちらで会った友人の一人は、関西で消費財のマーケティングの仕事をしているのですが、私にとってはこういう仕事が目からうろこというか非常に新鮮です。第一に、消費財という私達消費者、しかもニッチではなくマスとしての消費者を対象にしていること。考えれば私が今まで関わってきたビジネスというのは、基本的に対機関投資家であり、虫の目レベルで物事を考える機会は少ないのです。第二にマーケティングという仕事です。ええと、基本私はマーケティングに対して疑い深い性格なので(ごめんよ)、知識もなければ自身がそれを仕事とする確立は極めて低く。だからこそ、そういう話はとても面白い。

ドラッグストアに足を運んで商品、価格、ディスプレイをチェックしている姿を見て、友人にとってこれは天職なんであろうと強く感じました。そして、社会学を勉強しただけでは分からないこと、その街の事情を、おそらく彼のように足を使っている人が一番肌で感じているし、鋭敏な感覚を持って常に街に接しているだろうなと。

自身もどこに身を置こうとも、できるだけ虫の目をもった生活をしたいと心新たに思った次第です。
[PR]
by Haruka_Miki | 2008-02-28 00:00 | Nippon