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パリ発 五感の穴

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カテゴリ:旅( 89 )

朝カフェのすすめ

個人的に、9月のパリは例年とても美しいとしたら、11月は割合とねずみ色が多い月かと思います。
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ここのところ、雨続きのパリは実はそこまで寒いわけでもなくて、灰色の空に見て怖々、気持ちを奮い立たせて外に出てみて拍子抜けすることが多いです。その空模様を見ては、今ステレオで聴いているクラシックの曲たちがこの大陸で生み出された理由が分かるというものです。チャンネル2の朝のニュースをつけて、少しの間だけ空気の入れ替えをし、夜一度起きた際に回しておいた洗濯を干し、コーヒーをエスプレッソメーカーで淹れて、さて今日も一日始めよう!と気合いを入れるのが日課です。

今の時期の私の生活というのは、めまぐるしくとても忙しい日々かと思われがちで、確かに以前と時間の使い方はだいぶ変わったと言えるし、一日がすぐに過ぎては、夜がくるとすこんと深い眠りに落ちてしまうという意味では、やはり日夜のリズムは変わっているのでしょう。とはいえ範囲内では自分の時間をコントロールできるというか、そういう風にしても差し支えない状況を自ら作り出せているので幸せなものです。結局、いくらでも自分自身を制約することはできるし、周りの人々の目や社会的合意などが揃っている必要もあるのでしょうから、そこは運次第でもあると思うのですが、心構え次第で、特段過敏になるような必要もなく、Chilled outという言葉がしっくりくる環境を作ることは全く無理ではないのであります。

昔から、夜更かしが苦手な方だったのですが、そうはいっても、(その場合は仕事後、街に出る前に一度家に帰り休息してから繰り出すというマイペースな状況)夜になってから街に出ることは沢山あって、それはそれで楽しいのでした。それはそれで、きっと今でも楽しめるのでしょうが、生活リズムから行くとあまり自然な感じではないので、最近は朝方の性分に拍車がかかっています。そして。それならば約束事も朝に取り付ければいいのだはと思うようになりました。そんな訳で、友人に外で会う約束も、朝であっていけない理由はないと思い、先日朝カフェというのをしてみました。

普段なかなか行かないマドレーヌ寺院界隈。マカロンが有名なパティスリーです。ここのお店は他の支店に比べて、地元の人が多くて、朝だとビジネスマンが集ったり、暮らし向きのよさそうなマダムがルモンドを読んでいたりして、穴場です。なにしろ給仕がてきぱきしていて気持ちがよくおすすめです。ブランチや午後のお茶もいいけれど、頭がしゃきっとしている朝、こういう過ごし方も乙だなと思いました。
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by Haruka_Miki | 2010-11-14 00:00 |

太陽がいっぱい

都会の中の自然は、それが「自然」でなく、ある程度「人工」であってもとても落ち着くものですが、こちらに来て初めてブローニュの森に出かけました。東京でも代々木公園と明治神宮に似た性質のものを感じていたので、久々に木々や水に囲まれ、太陽を浴びるというのは、とても心地よいものです。
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ゆっくり沢山歩いて、汗をかいて、ちょっと休んで、麦茶を口に含んで。日焼けもしました。こういうことをすると、東京に置いてきたハイキング靴が欲しくなりますね。そこまで本格的にせずに、ゆったりの今週末は、街端の森の池向こうにあるレストランでゆっくりゆっくりご飯です。
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by Haruka_Miki | 2010-08-22 00:00 |

ペルーReconnect

その昔、フェアトレードに関心がある大学の友がペルーのあるお嬢さんと友達になったのが縁で、私もペルーに行った際にそのお嬢さんのご家族の家に泊めていただいたことがあります。2005年の2月~3月のことです。とても温かく迎えて頂いて、リマから始まったバックパッキングの旅は、その後、アマゾンの町イキートスのいとこ宅、クスコのいとこ宅とペルーを横断して一族を訪ねる旅になりました。わたくしさっぱりスペイン語ができないのに、なんとかコミュニケーションがとれていたのは、オープンマインドな実業家のお父さんとお母さん(二人ともエンジニアで会社をやっていました)のお陰というものでしょう。
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(リマのマヨール広場です。大統領府、市庁舎、カテドラルに囲まれています)

そんなお嬢さんから、今日五年目にしてお便りがありました。というのも、私のメールアドレスから思わぬことからスパムメールが送られ、皆さんにお詫びしたら、その返事をお嬢さんがくれたのです。久々に近況を報告し合い、あんなにご厄介になったのが最後、今までのご無沙汰を恥じると共に、なつかしいご家族の顔を思い出しました。

そんな彼女の夢は、ペルーの女性、特に山岳地帯に多いケチュアの方々のEmpowerment草の根でしつつ(彼女のお母さんはケチュアの出です)、ツーリズムに携わる仕事をすることでした。五年して。彼女は夢を叶えていました!リマでゲストハウス(と言うにはかなり豪華だと思うんですが)を経営しているとのこと。Casa Yllikaというとても素敵なゲストハウスで、今はまだ英語のサイトしかないようですが、親日家の彼女(日系ではないんですが)は、近いうちに日本語サイトも立ち上げるということなので、ペルーにお立ち寄りの際はぜひ。私もまたペルーを再訪したいと思ったのでした。ああ、あのファミリーとまたクスコ片手にセビーチェ食べたいです。

このご家族もそうなのですが、「Global South」の国出身のええとこのお嬢さんのパワーというのは、すごいものだなと思ったりします。現在通っている学校においてもそうなのですが、南を見る目が、やはり「北」の人々とは違うんですよね。同胞ならではのしがらみだとか問題もあると思うのですが、ローカルに政治力があり、経済力がある人が力を発揮すること、それと外からの力の根本的な意味合いの違いと、インパクトの違いを感じるこの頃です。

Casa Yllika: http://www.casayllika.com/
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by Haruka_Miki | 2010-06-09 00:00 |

飛び石遊び

ペディキュアをしたら引き立つ季節になりました。ブルージーンズに赤・白・赤・白を合わせて、夏気分です。試験があと二つあるのですが、気分はもう夏休みな私はどうしたことか。嗚呼、東京に置いてきた麦わら帽が欲しいです。

先週までのお天気の心配はどこやら、高気圧がやってきたらずっといい天気、すこぶる大陸的な今週のパリです。ひさしを下げずにはいられない、そんな陽気に戸惑いつつも、太陽の恵みの中で散歩をするのが楽しい季節となりました。5月は日本さながら祝日が多く、飛び石連休を満喫しようと、祝日と土日の間の平日も休んで連休にする、faire le pontというのをする人が多いようです。そんなわけで、街は地元の人々よりも観光客で賑わっています。我々は街の外には出ず、街を楽しもうではないか!と必要な買い物・外ご飯・散歩・疲れたらがんばらずに昼寝をする週末と心を決めました。

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市場の様子もすっかり夏の品ぞろえです。曲がったきゅうりにカンパリトマト。魚屋の子アジも美味しそう。烏賊ニ杯と新鮮な鯖二尾購入しました。一押しは花屋です。私は芍薬の花が大好きで、ブーケにも入れてもらったのですが、今芍薬がまさに旬なようです。大輪の香りは、花が開く程増して、部屋に華やぎを加えてくれます。

今週末は凱旋門からコンコルドの間を緑で埋め尽くすイベントが行われていて、ちらり散歩に行ってみたのですが、個人的には多分緑で埋め尽くせずとも、十分世界に語られるオーシャンゼリゼな通りなわけで、早々に後にして久々に左岸を歩き回ってみました。普段はたいがい家ご飯なのですが、たまには外もよい感じです。へとへとに疲れて、昼は天ざるだ!と心を決めて向かったところ、あいにく満席だったので、大幅に予定変更で隣ステーキ屋でステーキを。重い赤ワインが合う感じです。昨年の学校はこの近くだったので、なつかしいエリアではありますが、通学の際はたいていお弁当か、学食か、学食のバゲットサンドイッチと相場が決まっていたので、まだ発見が多い界隈です。

さて、イタリアほどではないかもしれませんが、フランスにもいくつか美味しいアイスクリーム・というのがあって、特にサン・ルイ島に多いBerthillonのアイス(などと偉そうなことは言えません。つい最近初めて食べました。塩キャラメルが美味しいです)、イタリア発チェーンのジェラート屋Amorino、全国津々浦々に存在するハーゲンダッツなど色々あるのですが、個人的な一押しは、スローフード・無添加が売りのトリノ発イタリアジェラートGromです。パリではまだオデオンにしかありません。東京にも原宿・新宿にお店があるようです。東京という地の食の感度のすごさといったら!さて、ここのリモーネも、トロンチーノ、ミントバニラアイス(普段は絶対敬遠する味です)も大人向けで最高に美味でした。そして、スローフード留学を果たした広島の友人を想いました。

食べて歩いてを繰り返して、帽子をかぶっているのにへとへと。予定通り昼寝に移行し、全粒粉のひやむぎというのを母に持ってきてもらったのですが、これがとても美味しい季節です。ベトナム食材店のサイゴンビールをきんきんに冷やして飲む連れを、横目でうらやましげに見つつ、わたくしはきんきんのレモン水を。
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by Haruka_Miki | 2010-05-25 00:00 |

近い海外にて

卒論提出、束の間の休暇でイタリア旅行に行きました。火山灰騒ぎもひとまず収まっていたので、スムーズに旅に出ることができてラッキーです。沢山の方が欧州の方々で足止めを食ったようで、何があるか分かりません。

さて、イタリア。私は10年ほど前に一度行ったことがあります。その時と、出発地が違うからか、コンテクストが異なるからか、印象は重なり合うところもあるし、ずいぶんと異なるところもあるものだと思う伊太利という国への旅でした。フランスから入ると、文化的にもどこかとてつもなく近いのだけれど、どこかだいぶ異なるイタリア。プライベートと学業面で以下2週間弱の間に目玉イベントが目白押しなので、このタイミングで行けてよかったのかもしれません。とりあえず、もりもり食べに食べて、ゴンドラ・ロマンティコ~というゴンドラ乗りのお兄さんの掛け声にも目を触れず、付き合ってくれた連れに感謝です。

文化圏にも、今いる海外と近い場所であり、語学的にも同じ系統だからか、ふんわりした異国の雰囲気が楽な旅でした。こんなこと言ったらイタリア語マスターズには怒られそうですが、とりあえず旅行で基本の意思疎通をとるのであれば、フランス語やスペイン語がとっても上手な人であれば、なんとなくゆっくり話して、特に仏語系の人はなんとなく母音を多目に残して崩してみれば通じてしまう感じです。相方の場合は、なぜかかなり喋れてました。私は、仏語から伊語への転換をしようとすると、脳がなぜかイタリア語=母音が多い=ブロークンスペイン語という無理やり・誤った解釈をしてしまうようで(でもやっぱりなんとなく通じてしまう)、店員さん一同苦笑でしたが。会話が全くできないということもないゆるやかな海外が心地いい一週間でした。とまぁ、これは当然サバイバルレベルの話で、ラテン語起源の言語の垣根を軽々越えて戻る最大の難関は、おそらく名詞かなと思いました。フランス語で女性名詞がイタリア語で男性名詞だとか、そういうのが目白押しのようです。(例えば「海」、La merがIl mareとか)。

近い方がイタリア留学していたこともあり、その方にそれぞれ想いを馳せながら鉄道で旅しました。鉄道の旅でコンパートメントが同じになった方々とのふれあいというのが、いつの時代も温かいものなのはなぜなのでしょうかね。最近は、ユーロスターにしても、できるだけ向かい合いの席でないところを選び、一人本の世界に没頭していたから、こういうスタイルの席が嬉しかったです。隣り合ったシスターに頬を触られてそれは美しい英語で素敵な言葉を授かったり、少しまだらぼけになったご婦人を気遣うおじいちゃんがとても温かかったり、その向こうでは同胞村上春樹氏の本を読む大学生がいたり、そうかと思えば廊下では、無賃乗車の男性が御用になっていたり、そんな動く空間を気にせずに拡がる緑とオレンジ屋根が印象的でした。

そして、旅の間にお腹が動くようになりました!とっても愉快な軽快な感覚です。
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by Haruka_Miki | 2010-05-06 00:00 |

春、家族と

ご無沙汰しています。最近ブログが滞っていますが、いかがお過ごしですか。私はといえば、東京に3週間程戻っていました。家族関連の諸々があったため、会いたかった友達皆さんにそのことを伝えたり・会うことが叶わなかったので、年末に会えなかった友人を中心に2008年以来の再会を果たした方もいました。

ミッションの一つである色々が済み、心穏やかに、東京滞在をしました。海外に出てしまってから1年と7カ月、私以外の家族は今日本にいるのですが、ゆっくりと家族と過ごす春の数週間はとても愉しいものでした。食べ物に、木々や花の美しさに、今年の春はなかなか春めかないということですが、やはり日本らしさをそこに帰る度に感じます。お能に行く機会があり、改めて能楽堂の美しさを感じたり、異なる世代の方に抱かれる安心を感じると、最近自分の価値観というのが、かたくななほどに存在するのだと再確認しました。今でも多少そうだと思うのですが、粋がって反骨精神と取り違え、青き理由なき反発を抱える気持ちは少なくなってきていることを感じました。

この1年と7カ月で何が変わったのか。それはその青き理由なき反発の薄れにもあるのかもしれません。また、自身の「がむしゃらな女」という方向性について、フランスという国に腰を落ち着かすことで無意識にもより自然な方向に捉えるようになったのかもしれません。いずれにせよ、自分が真に心地がいいものは何だろうかに、より正直に生きる、そういう所作をこの地は教えてくれていることは間違いなさそうです。そうして帰る東京という街の新たな居心地良さ、それは一度外に出なければ気付かなかった、少なくともいつも走り回る私にはわからなかったものなんだと思われます。

東京を発つ前の最後の週末には、東京御苑に、家族とお弁当を持ってお花見に行きました。父は、ここ最近の私に関わる大きな変化にめまぐるしくも、静かに見守ってくれていることを改めて感じました。娘にとって、母というのは日常のあれこれを報告し合う相手ですが、父というのはいつもそこにある程度の距離感を持ち、しかしいつも、いつも、心配をかけている相手だということを今もって感じました。

嫁にいくのが最後、という時代ではないことは両親にとって、またあちらのご両親にとっては当たり前の時代であり、当人同士もその認識なのですが、一番感傷的なのは、実は妹であることが今回分かり、とても興味深かったのでした。何も変わらないよ、という私に、変わらないけど、この家族四人とはまたちょっと変わるよ、と柄でもないことを言う彼女は、実は家族一のおセンチなのかもしれません。一言、二言多い私と違い、一言も二言も言葉が少ない妹の気持ちが、そういう時にはいたく伝わってくるのです。

新たな年になりましたが、とにもかくにも大学院の論文を仕上げること、レポートを終えること、試験でできるかぎりがんばることが当面の課題となりそうです。一日一日を大切に、ありがたんで楽しんでいければと思います。
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by Haruka_Miki | 2010-04-07 00:00 |

東京・ロンドン・パリ

ご無沙汰しています。新年、学校も再開し一週間が経ちました。今週中に締切だった二本のレポートを提出し、ゆったり読書に時間が割ける週末になりそうです。前期と比べて授業のコマ数が少ない代わりに、今学期はグループプロジェクトのプレゼンと論文提出が春までにあり、初夏に最終試験があるので、今のうちにできることはやっておければなと思っています。

短いものでしたが、冬休みを利用して、東京にとんぼ帰りしていました。あいにく、クリスマスだ、お正月だと、お会いしたかった皆さんにそもそも連絡ができたというほどでもなく、外出はたいがいにして、家族との団らんを楽しみました。離れていると特に感じるのは、家族のありがたさであり、久し振りに祖母も誘って、自動車におにぎりやお煎餅を積んで、温泉に行くのも楽しい師走でした。温泉では、温泉→ご飯→歌番組を家族で観る、とある意味温泉以外は家でもできることなんではないかと思ったりもしないのですが、こういう当たり前が、海外にいると嬉しいです。ま、海外でなくても、家族から離れて暮らしている皆さん共通ですかね。帰りは、箱根でお蕎麦と言えばここ!というお店で年越し蕎麦を食し、箱根でお饅頭と言えばここ!というお店でお饅頭を買占め、心なしか頬がふっくらして自宅に向かったのでした。

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(ロンドンは日曜の花市が有名な通りにある骨董品屋さん。日曜日だけ自家製のスコーンとお茶が頂けます。)

こう考えると、つくづく、自分が独立独歩の人間ではないことを実感します。傍目には、とてもしっかりした印象をあわよくば与えるのかもしれませんけど、結局は私は永遠に両親にとって娘であり、祖母たち・両親・妹含め、多くを共有し、教えを乞い、時に互いを助ける存在であるのだと思います。とはいえ、一応は曲がりなりにも年齢としても、培ってきた経験としても、それなりに自身の行動に自信と責任を持って生きる年になりました。独立独歩は目指せそうにありませんが、家族と、パートナーと、独立共歩を目標に2010年も精進していきたいと思います。

と真面目くさったところは置いておいて、今年のヨーロッパは大変雪深いです。ロンドンはあいにくのどんより空。寒さでユーロスターの運行が大幅に乱れています。寒い地方での海底トンネルの落とし穴、なのかしら。パリに至っては二日に一度は雪が舞っているほどです。寒いとエネルギーを消耗するようで、外出すると隣の美味しいパン屋のケーキに目が釘付け。ちゃっかりケーキを買いつつ、家でお茶が嬉しいです。

空模様と比例して経済もまだまだエンジンがかからないのか、通常パリのセール(Solde)時期はフランス政府の指導に基づくもので、正式日程は一か月前に決まるのですが、今年は例年、少なくとも昨年よりは早い印象です。東京でも、クリスマス前にセールが始まっているお店を見受けました。

私も、寒さ対策に引き続き、ホッカイロ・手袋・帽子・ブーツが手放せません。大学生の頃から着ていた、気に入りの丸襟の黒いコートがだいぶくたびれてきたので、私もセールでは、奮発してカシミヤのこげ茶のコートを購入しました。黒いコートはウールとカシミヤの混合だったので、どうしても長年着た結果、毛玉が出てきてしまったのです。

その他、どうしても風邪を引きたくないので、ロンドンでも気にせずマスクを着用して、手袋を外さない徹底ぶり。この井出達は、東京では通常に受け入れて頂けるものでしょうが、こちらでは怪しいようで、先日も英国紳士にチューブの中でまじまじと見られてしまいました。私は図太いので、紳士に怪しがられても、風邪を引かないようにこの井出達を続けまーす。
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by Haruka_Miki | 2010-01-12 00:00 |

師走初め

この週末は、とても楽しい週末でした。週末を利用してのパリ滞在中には、懐しい顔にたくさん会いました。

最近引っ越しをして、内装を完成させた友人宅で引越しパーティ(仏語では、crémaillèreというのだそうです)、それから久々に会う友人カップルとモンマルトル近くのカフェにて。こちらに来てサクレ・クール寺院(アメリ、ですね)に初めて入ったというのも、どれだけ右岸に行かないのだという話なのですが、まぁそんなものです。東京に住んでいても、谷中の魅力を知ったのが随分と経ってからだったから、と言い訳をしておくことにします。ドイツ出張で立ち寄った日本からの友人を迎えて家呑みというのも最高であります。なぜならば、私はあまりお酒が強くなく、家好きなため、家呑み程心地よいものはありません。

そして。とても嬉しいことがありました。私が大好きなまあるいバラも満開です。
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by Haruka_Miki | 2009-12-05 00:00 |

一年

去年の9月7日に日本を発ったので、東京から生活の拠点を移してから、もうすぐ一年が経ちます。

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早いものだけれど、本当に色々なことを目にし、聞き、感じ、たくさんの人に出会いました。父から借りたスーツケースに、エールフランスの限度重量ぎりぎりに詰め込んで、それだけでは足りなくて、こちらも父から借りたキャリーオンケースに入れるだけのもの、そして萌黄色のリュックを背負って、大切な家族と友に見送られ発ちました。歩きやすいようにとコンバースの靴で成田を歩く時に感じた、そうこれから踏み出すのだ、というリアルな緊張と期待が混ざった感情、パリについて一週間目に小さな屋根裏の寮の部屋で感じた言い表せない不安、それを裏切る沢山の出会い、沢山の読み物、沢山の芸術、そして一年の実際ほとんどを占める素敵なしかしいたって日常の生活。実は日常の生活こそに、喜びを噛みしめた一年でした。

立ち位置が変わることで何か変化があったのか、そう考えると、変わったところもあるし、変わらないところもあって、結局これはどこの国に住まおうが、どの都市に居を構えようが、社会人だろうが学生だろうか変わらないものがあります。三つ子の魂百まで、なのです。どうやら。小さな変化と言えば、OL時代に増して堅実な生き方をするようになったこと。貸方よりも明らかに借方が多いのだから、これは当然なのですが、後ろ盾のありがたみをこれほど感じた年はなく。変わっていないところと言えば、相変わらず旅が好きで、和食が好きなところ。そうした生活面以外での信じるところは、相変わらずさして変わっていないようにも思えるのですが、去年よりも爪の白い部分位だけちょっぴり、世の中を斜に構えすぎず見られるようになった、ないし見ようと思えるようになったこと。世の道理でふと疑問が湧いた時に、感情に任せて結論付けを急ぐよりも、そのプロセスに興味が湧き、道理と思っていること自体が、実は自分の色眼鏡を通じてかもしれないこと、そういうことを感じたのでした。

これは勉強面でも言えることで、というか勉強面で特に思えた変化でした。社会人になるまで、学校で社会学をメインに学んだ私は、社会学的思考というのが好きであり、今でもその気がかなりあるのですが、証券会社で三年働き、内を垣間見て今は外に、その後公的機関で働き、内を垣間見て今は外に、そしてジュネーヴで国際機関の内を見て、もうすぐまた外に、こういう反復練習の中で見えたものは、社会学的思考が実は実社会では意外にも大変役立つのだという発見であり、同時にそれは始まりであり、途中経過であり、結論付けに活用していくものではあるのだけれど、決して一つのDefinitiveなロジックを見いだせるものではないということです。矛盾するようですが、その中で社会学というものが与えてくれる世界の拡がりを今一度認識しました。これは、たぶん社会学だけでなく―というのもこれは一つのカッコ付けの学問という意味でなく、形而上学・人類学・理論経済学と他の分野にも言えるわけで、社会科学の礎に流れるもの全般―、それが示唆するものは大きいのだということを感じました。

今私は、より実践的な勉強をしていて、それは行政の政策分析などを含みます。現在ジュネーヴで行っているインターンもまさに政策に関わるところなのです。たいがいは経済学者や法律家のバックグランドがあり、私はそういうところで沢山学ぶところがあるなと思う日々なのですが、社会学というバックグラウンドに短いながらも仕事をし、公共政策というマクロだけれど実践的なものが重なり今が在るなと多いに思ったりしております。都市開発に関心を抱いて公共政策大学院に入りましたけど、その中でのベクトルがよく定まらなかった一年目、ようやく今になって、過去の勉強・今の勉強・有給無給両方の職歴を通じで感じた関心が、ある程度まとまってきたと思われます。

人様の中には一つ一つの目標を明確に設定し、それをこつこつ成し遂げていく方がいて、私はそれをとても尊敬するのですが、私の場合は、これが今はよさそうという直感で選択をし、けれどそこに何らかの執念がどこかしらあって、何となく気づいてみるとそれを重ねてみたら何となく道だったかしらという感じの人生です。

9月下旬からいよいよロンドンで二年目です。この一年は、大学院一年目で、ジュネーヴで明らかになってきた都市開発の中で見出した関心を温め、色々と見聞きして、そのうちの小さい事象をこつこつ学ぶ年にして参りたいと思います。
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by Haruka_Miki | 2009-08-25 00:00 |

夏は

やっぱり海!
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思い思いに楽しむチュニジア・マハディアの海岸。淵がとびきりオシャレなバスクの布で囲われた砂浜用タオルの上で昼寝をするのもよし、波と戯れるもよし。

曇り空の日は、チュニジアの空を見上げたし!
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by Haruka_Miki | 2009-07-30 00:00 |