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パリ発 五感の穴

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カテゴリ:経済的営み( 52 )

消費者のわたし

日曜なので、たいがいのスーパーは閉まっています。しかし、りんごジュースもない、牛乳もない、バナナもない、青野菜も少ない、お魚もない、パンもない、ということで、金曜日から行かなくてはと思っていた買い物に行くことにしました。幸い、子どもも熱が下がったので、朝の空気にあたってきました。日曜日に店がやっていない風景は慣れるといえば慣れるし、慣れないと言えば慣れない。しかし、人間やっていないのであれば、その中でやりくりする、ということをせざるをえませんし、不平を言うほど困ることでもありません。そして、日曜は逆に市がたつのですから、市に行けばいいのだと思い直し出発です。

魚が食べたいと思っていたら、いい青光りのサバ、おすすめ品の油ののった鮭、新鮮なわかさぎがあったので、適当に買ってみました。魚三昧な週の初めになりそうなので楽しみです。大きな鮭、大きいサバ3尾、サルディーン500グラムで、計16€。高いでしょうか?安くはないですね。でも、嬉しいでしょうか?嬉しいです。楽しみです。

わたしはもうすぐ三十路を迎えます。二十代ってのは、ふらふらしたり、自由を謳歌できるリソースと重過ぎぬ責任を肩に、なかなか良き時代ですね。私も、ああ本当に楽しい日々を送ることができております。おそらく、三十路を迎えても、決定的な価値観の変化は少ないのではないかと感じているのですが、一つ大きな変化と言えば、おそらくは消費者としてのわたしの側面では、間違いなく昨今その変化を自分でも感じます。やはり、それは子が産まれるというタイミングで現れた気がします。そして、どんどんと私という女は母親に似てきたものだとつくづく思い知らされます。

母は、料理上手ですが、これといって複雑なお料理はしません。私も、私のキッチンにようこそ、というようなゴージャスなもてなしはできません。ただ、母は、食材・調味料に昔からかなりこだわっています。髭をたくわえたおじさんが営む自給の村、といった有機栽培・無農薬栽培などの形が悪い野菜たちを買い求め、小さいけれどなんとかという説明があるしょうゆだとか、そういうのをいつも買っていました。私の体が弱かったからでしょうか。当時はさっぱり意味が分かりませんでした。

今は、彼女の感覚を共有しています。有機の店の素朴な味のりんごがおいしい、布のおむつならオーガニックコットンの方がベターである、紙のおむつなら、できれば紙だけのやつが心地よさそうだ(スウェーデン製のであります)、とかです。今はもっと複雑な時代になって、産地まで考えるとなると、高価なバッグを買い求め、優雅にお茶をする自分、も大いに素敵でよろしいんですが、それ以上に日々の生活にお金をかけたい自分がいます。もちろん、じゃあ今から畑を買って自給自足すればよろしい、という話もあると思うのですが、(実際仲がよい友人でそういう方もいますし、自分の叔父もこのタイプです)そこまで行けません。ですから、説教じみるわけにもいかず、何ともアンビバレントなものです。

わたしは何が一番欲しいのか。誕生日に何が欲しいんだと言われても、これと言って思いつくものがなく、唯一興味があるのは、ウクレレか、あとは木でも植えるか。あ、でもネパール旅行とかもいいですね。
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by Haruka_Miki | 2012-03-04 22:57 | 経済的営み

フランス

沢山の物語を紡いでくれた土地である。生まれ育った国ではないけれど、ここ10年ほど私を魅了する国である。住んでいる期間は3年ほどだけれど、人々の動き方、コミュニケーションの仕方、仕組みで多くのところが共感できる土地である。

その共和国という政治システム、負担も多いけれどとてもよくできた・共感をするところも多い社会システム、個人主義だけれど情がある人々。贅沢を言うならば、大型日本のスーパーと、地下鉄に通じるエレベーターがあれば、この街にずっと住みたいと思うほどしっくりくるのだ。

フランス。

ここで勉強することが夢であった。それは、一つに日本での幼少時代の教育があり、そのあと渡った新大陸の経験があるのかもしれない。ヨーロッパ大陸に、中でもぜひともフランスに渡ってみたいと思った。

今この国は―おそらく世界中のどの国もある一定の範囲でそうであるように―揺れている。移民大国フランス。その様相は変わろうとしている。出生地主義の時代は現大統領になって終わり、この夏には、非EU出身の学生が滞在の身分変更をすることさえ難しくなった。ふつうの大学はおろか、その国のトップに位置するグランゼコールの学生さえ、5月31日に出たお達しを理由に、滞在許可が下りなくなった。夏休みの間に誰が予期しただろうか。2012年の大統領選を睨んでのお達しとのこと。

共和国的ではない、実にフランス的ではないと、学生は途方に暮れ、パリ政治学院も、HECも、Polytechniqueも、グランゼコール全体が猛烈に怒っている。

そして、このひどく冷徹かつ共和国らしからぬお達しに、今学校が、学生が一丸となり一緒になって内閣に直訴し始めた。当然、グランゼコールと政界・経済界とのつながりは深い。

渡仏したての時に新聞で読んだ、パリシンドロームなんていう言葉があまりにも懐かしく、昔のことほどに、フランスは甘くもないし、思っている以上に人間臭く、プロアクティヴなアクションが求められる。シンドロームに陥っている時間は、ない。

いればいるほど、フランスに染まるのは、元来持ち合わせた素質か、経験がそうさせたのかは、分かりえない。
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by Haruka_Miki | 2011-10-21 00:00 | 経済的営み

地元で歩む

大好きな学校の友達・先輩が、この度地元・広島で起業することになったようです。

宙遊び
http://www.soraasobi.com

米国公認会計士を持っていて、トランスファープライシングの仕事からベンチャーに移り、今に至る彼女。数年前から、休みを使ってはインドにヨーガ修行に行ったり、アグリツーリズムに勤しんだり、身体にいいこと、地球にいいこと、に素直に直球で向かってきた彼女から、いつも刺激をもらっています。新宿・どん底でウィスキー飲みながら、あーでもない、こーでもない語りました。さっぱりしていて一図で情にもろい、私から見たら、まさに理想の女性です!

また一人、学生時代の仲間が、自分の生き方のモットーに近いことを形にしようと動き始めて。オンライン会話もいいですが、どん底ツアーしたいですね。ここらで。
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by Haruka_Miki | 2010-02-16 00:00 | 経済的営み

恋におちて

嗜好品の厄介なところは、美味しいものを食べると、自分の期待値もぐんと増すというものです。

日本という、主食がパンでないのに、本当においしいパンを作る(と思います。特に最近)国から、フランスというパンの王国にやってきて、その後のロンドン。これは、甘やかされた私の舌には、聞いてはいたけれど苦行でありました。スーパーで買う100円程のライ麦イギリスパン。初めて、パンを一口かじって処分してしまいました。お百姓さんごめんなさい。それからは、パリに帰る機会がある度に、パンを調達する日々です。もちろん、ロンドンも素敵なものはたくさんあって、例えば、パリでは3パックで3ユーロもする納豆が、4パックで1ポンド程、パリでこれっぽっちで8ユーロする牛蒡が、ロンドンでは太いしっかりした牛蒡で1.5ポンド。なので、ロンドンの面目のために、この幻滅はとりあえずはパンだけの話にしておきたいと思います。

そんな甘ちゃんになった私が、今日、この、ロンドンで、本当においしいパンに出会いました。パンだけでなく、すべてが美味しそう。お店自体に恋に落ちました。

ラッセルスクエアーから7,8分程のところに、最近巷でオシャレストリートの名を確立しつつあるLamb's Conduit Streetという通りがあります。オシャレといえば、Notting Hillでしょうとだけ思うなかれ。なかなか美味しそうなレストランや、ざっくりした洋服のお店、テーマ別本屋さんなども並びます。私は、今までは、Conduitと聞くと、あの証券化のVehicle(Special Purpose Entity)の''Conduit''(導管体)ばかり思い浮かんでしまい(SPEの利益に法人税が課税された場合、法人税を控除した残りの利益を投資家が配当として受け取る)、なんちゅうすっかり職業病。そんな訳で、この通りに関心を抱きながら、ずっと敬遠しておりました。今日近くに行く用があり、歩いてみたところ、とても素敵な通りだったのでした。

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なかでも、おすすめがKennardsという地産(アジアなどのスパイスも置いてますが)無農薬・有機栽培をモットーとするお店です。ソーセージも、鶏肉もとにかく新鮮でとっても美味しそう。保存料が入っていないので持ちが悪いのが玉に傷。逆に、いつもスーパーで調達するやけに持ちがいい食材は、それだけ保存料が入っているのかと思うと少し考えさせられます。お魚もよく入荷するようです。

パンもいくつか置いてあり、中でも目を引いたのがオリーブのパン。ぱっと見ても、これはどう見ても美味しそう。思わずこのパンと、無農薬の豆乳を買って家に帰ってきました。結果は、もうばっちりでした。これならば、パリの行列パン屋にも引けを取りません。ハロッズのパンコーナーでもここまで感動しなかったので、感動も二倍です。

パリ同様、ロンドンでも、ボヘミアン・ブルジョア的食材店は大いに流行の予感です。
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by Haruka_Miki | 2010-01-30 00:00 | 経済的営み

気づき

ある部分で、ずっと考えてきたことだと思います。

f0079502_14551423.jpg漠然とした中で常に頭の中にあった国際機関という職場。学部生の頃から、一つの選択肢として頭をかすめ、そして民間企業に勤め、どこかで残り続ける思いがあり、大学院に進学した去年。そして、学び舎があるパリを離れ、ジュネーヴという地にやってきました。英語とフランス語、その他の何語か判断できない言葉で溢れる街。溢れる職場。一人として同じ肌の色がいないその地は、まさに多様性を地でいっています。

百聞は一見にしかず、とはこのこと。しがないインターン生という立場でありますが身を置き、短期間ながらに見えてきたものも多々あります。それは、個人的な体験ですし、国際機関といっても、その中の各エージェンシー、チームメンバー、またエージェンシーが世界中のどこにあるのか、ニューヨーク・ワシントンDC・ジュネーヴ・パリ・ローマ・東京などのオフィスなのか、それともフィールドオフィスなのか。また、各機関も、フィールドオフィスがある場合とそうでない場合もあるでしょう。今、私が毎日通勤している組織は、この組織内の改革を行っていて、その改革とは、同じ機関下に沢山の組織があり、リーダーがいて、アジェンダが場合によっては重なり合う状態を解消し、一つの国に一人のリーダーを置き、コーディネートを促進することで、効率化を高め、プロセスよりも結果重視に移行しようということを随分頑張っている雰囲気です。

最貧国と言われる国の一国について色々調査を行っています。援助・開発のためのビジネス、外国直接投資をいかに呼び込めるか、この地にあるリソースを可能性を調べています。まだ見ぬ、訪れたことがないその地への期待と心配、いつか自分の目で確かめてみたいという想いが募るばかりです。

気づきの一つは、自分が漠然と描いてきたもの、それはこの機関がまさにやっていることでもあり、同時に他の機関も行っていることだということ。また様々な規模で行うことが可能だということ。援助のためのビジネス、という大それたものではないのであれば、いくらでも、そうそれは明日からでも自分が始められることなのだと。一度自分でやってみなくちゃ分からないことがたくさんあって、ジュネーヴのオフィスで机に向って初めて芽生えた感情を大切にしたいと思います。
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by Haruka_Miki | 2009-07-15 00:00 | 経済的営み

和食はじめ

先日、東京の上司の仕事仲間かつ友人で、小生にとっては大学の大先輩にあたるムッシュに日本食を御馳走になりました。上司に感謝、ここでもこうしてお世話してくれる人がいます。氏は東京にも仕事で住んでおられた日本通なので、それでは学校が近いところに美味しい蕎麦屋さんがあるから一度昼を食べに行きましょうとなったのでした。

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東京でもそうですけれど、やはり異国に住まう際に一番ありがたいのは、こういうご縁の数々です。友人の紹介、上司の紹介、同僚の紹介、それに加えて自ら知り合えた方々との出会い全てが、ここでの生活を作ってくれているのですから。

昼に食したお蕎麦は、東京で食べるそれと同じようで、この街にある、少し怪しげなライトアップがされた日本食料理屋というのとは一線を画しているのでした。こちらに来てからというもの、お米を炊くこともめっきり減ってしまい、それはよくもさびしくもあるわけですが、まず食材が手に入りにくい、入ってもコストが高いか品物の選択肢が少ないというところで、郷に入っては従え、とスーパーで手に入る食材でまかなっています。この地は、有難いことにご飯が美味しく、特段日本食のCravingがあるわけではないのです。なので、今まではまぁ、和食を食べたい時には、お米を炊いて、魚でも煮ればよろしと思っていましたし、わざわざ食べに行くことはないのです。

そんな中で、せいろ蕎麦。天ぷらもさくさく。美味しかったです。だからダメなのに。だって、こういうのを食べると里心ついちゃうんだから。というわけで、自宅ではいつものように、お米をたまに炊く以外は、現地食を。

なんていいつつ、いざぶらり帰国を前にすると、久保田萬寿や八海山を呑みたいなぁと夢は膨らんでしまい、いかんいかん。フランスではフランスの、日本では日本の美味しいを満喫したいと思います。
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by Haruka_Miki | 2009-01-26 00:00 | 経済的営み

年初め

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今日はルームメートと一緒にGallete de Roisを食しました。エピファ二―というクリスマス後のお祝いで、私があれが食べたいと騒いでいたため、それじゃあ、となったようです。通常は、おうちにいる一番小さい子が目隠しをして、切り分けたガレットを家族に分け、さてその中にフェーブという陶器の人形が入っていたら大当たり、というものです。中にはアーモンドクリームが入っていて美味しいです。私はパイというものに小さい頃から目がないのです(そもそもパイ生地がなぜあんなにサクサクになってしまうのか、もうそれは夢のようだと思っていました。お家で作るのは..結構大変そうなのでその点でも点数上げているのかもしれません。)

我が家では母親が酵母パン作りが好きなようなので、今度パイを習ったことがあるか聞いてみます。ちなみに、Gallete de Roisは母がずっと食べたい食べたいと言っていてとうとう食べず仕舞いだったので、母にも食べさせてあげたいです。蛇足ですが、母はメールをくれるとき、いつも自分の署名を「牧場」と書きます。理由は簡単なのですが、そういうのはチャーミングなので、そのセンスはぜひとも今後も磨いて頂きたいものです。

そして。今日はそうです、セール初日です。フランス人もボンマルシェだなんやかんやと8時から並んでいました。私はそれを横目に学校に行きましたが、いや物欲には勝てません。授業後ちらりと物色に行ってしまいました。結果は。働いていれば、と物欲が沸くのはこういう時でしょう。パンチが効いたモスグリーンのエナメルの靴(ヒール部分はなんとも言えないオレンジ)だとか、とてもシックなピンヒール、素敵な素敵なピンクのワンピースなど、必須アイテムとはいかずとも、お洒落心を最大限にくすぐるもので店は溢れていました。セールの時こそ冒険すべきと思うのですが、いかがでしょうか。あいにく小生には冒険の旅に出る資金がありませんで。そして、そもそもそれを着てどこに行くのかという疑問を抱くと、その時点で買うという選択はなくなります。皆様は必死に色々購入していました。奥様方はTod'sだChanelだフェラガモだ、靴以外でもPAULE CAにジル・サンダーと素敵ブランドまで、皆さん目の色を変えて買い物をしていました。日本のコムデギャルソンもジュンヤワタナベも健闘してました。

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というわけで私は、財布とこそこそ相談をし、なんとか決裁がおりたので、コサージュ付きのブルーグレーのシルクのタンクトップと、黒と赤の腕輪(って言うんですっけ?)を購入し、あとは何も見なかったことにして店を後にしました。ファッションはいつか流行りが終わるもの、と自身に催眠をかけて、日本に帰った時の着物資金を貯めたいと思います。たぶん..。
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by Haruka_Miki | 2009-01-07 00:00 | 経済的営み

時事考

ここらで、がらがらぽんしません?などというと、今のこの1929年来とも言われる大変な状況で不謹慎だということになるのかもしれません。
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(イスタンブールはサントラという企業と学校が一体となった団体の建物では、無料の展示がされています。現在はチェさんです。)

私も少し前まで金融に身を置いていた口で、やはりここ一年の移り変わり、いや入社当時から四年弱のアップダウンは目を見張るものがあります。私が就職活動をしていた当時は、就職氷河期最後位のところで、簡単ではないにしろ、それなりに職を見つけていた時代かと思います。そこから一、二年は外資系金融のバブルの様相で、それぞれの方々の価値観によっては、とかく働かされるし、高い能力が問われるけれども、その代わりいかようにも派手に生活できることを、大学を出たばかりの身で経験できてしまう年代だったかと。私自身は、元々金融を志望していたかというわけでもなく、少し変わった理由でこの業界に飛び込みましたし、ですから方向性の転換を、現状を経験する数年前から考えていたので、それ自体はそれなのです。とはいえ、自身の古巣、業界がこうも劇的に変化するのは超現実的で、またそれ以上に大切な点として多くの友人もこの世界にいることを考えると、考えさせられるというのが正直なところです。

金融業界の現状は、まさに再帰性の最たるところをまざまざと見せつけられている感じで、そのリスクを作ったのは私たちの営みの重なりであり、またリスクは悪者ではなく、その利用の仕方がものを言う世界なのでしょうが、再帰性を十分に認識しえずして火消しに躍起になるというのは、もはや応急処置ではまかないきれぬ状況で最善であろうとも効果的であるかは疑問ですし、その効果の程は我々が日々のメディア報道で知るところです。

ファイナンスは高度化し、リスクを切り売りしたり、新しいパッケージ化したり、そのこと自体にそもそも疑問を投げかけるというのはナイーヴな話なのでありましょう。その時から、リスクが欲しい人にリスクを移行することの意味合い、そこに生じ得るリスクの複雑化と増大の危険とリスクの引き受け手の無責任さについて関心を持ち、懸念を抱き、この心配の糸口としての自分なりのヒントをイスラム金融に見出そうとし、そのことを学士論文に記しました。未熟なものなのですが、数年間経った今も、なんとなくあの時の懸念は抱き続けていて、自身の頑固さというか、結局は金融に対してある一定の執着を持っていることに呆れたりします。

では再帰性を止められるのかといえば、モダニティの定義自体が再帰性な面も多様にあるでしょうし、一国のようにWe can do it!とがらがらぽんしてみるわけにもいかない問題であることは間違いないのだろうと思うのですが、ある種ここまで深刻化するとそういう発言をしてしまわずにはいられないのです。
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by Haruka_Miki | 2008-11-15 00:00 | 経済的営み

コメディー・アメリキャン

ここだけの話(でもないか)、小生がはまっている番組の一つに、The Colbert Reportがあります。
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(メトロポリタン美術館屋上からの風景です。視界に見える建物によって空も違って見えるのはなぜなんでしょうかね)

アメリカではかなり人気のコメディーショーのようです。自国の政治を辛辣に風刺し、笑いにしてしまうのは、アメリカのお家芸?スティグリッツやクルーグマンなどビッグネームもゲストで登場。司会役のコルベアさんは、本当はアイリッシュ系らしいですが、わざとフランス的な芸名で登場しているところも味噌のようです(コルベールレポーと読ませます)。

当方宅にはテレビがないですが、フランスの大概のニュース番組はオンライン通信されているのと、The Corbert Reportのような番組もオンラインで観られるので、今更ながらオンラインというメディア形体の威力を最近感じているところです。

さて、日本ではこうした風刺番組が作られたり、はたまたオンライン配信されるのはいつになるのかしら。
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by Haruka_Miki | 2008-10-26 00:00 | 経済的営み

消費レポート

こちらにきて、いくつかのブランド品を買いました。

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(道端生け花)

とはいっても、どこそこのバッグとかではありません。湯沸かしポットとか、化粧水とか、水を濾過するものとか、鍋とか、お皿とか、運動靴なので、と言い訳しておきます。ヨーロッパにいることのメリットデメリットは、当然ながらアジア、特に日本のものが手に入りにくいことです。なんでもいいから味噌、という大枠ならば入手可能ですが、こだわりを持ち始めると、その辺は諦めざるをえません。でも、その代りに素晴らしいのは、これまた当然ですが、ヨーロッパの食材はもちろん、ヨーロッパ発のメーカー品がとても安価であったりすることです。

というわけで、私の気に入りのメーカーをご紹介しておこうと思います。ちなみに、私は、自身はお金を融通する仕事でおまんまを食べていましたけど、父がものづくりな人間なので、頑張っているメーカーを見るととたんに最大の愛情を注いでしまうことに、今回のブログ記事は由来することをお伝えしておきます。

LeCreusetの鍋
これは、日本にいる時からここ3年ほど買おうか否か迷っていたでした。もともと日本の半値位のようですが、デパートの30パーセントセールで思い切って買いました。ご飯も美味しく炊けますし、ポトフも短時間でできます。個人的に圧力鍋が好きなのですが(早くて簡単だから)、今は手元にありませんし、ルクルーゼにぞっこんです。赤くて重いところがチャーミングで、うっとりしてたら寮の人に怪しい目で見られました。

Bodumのシリアルボール
Bodumは元々好きなメーカーです。シンプルの中に温かみがあり、機能的だからです。彼らの器シリーズには、日本語のタイトルがついたものもあります。私は、2ユーロの子供用シリアルボールを入手したのですが、我が部屋に招かれた人は、あいにくワイングラスがないため、このシリアルボールでワインを飲むことが余儀なくされます。ちなみに、Bodumの赤いマークがまた自身の好みにあっているようです。

Camperの運動靴
様々な国に一緒にいった茶色のヌメ革コンバースがかなりやられてきてしまったので、思い切って新しい相棒に乗り換えることにしました。この街は、ヒールが似合いますが、ヒールが擦り切れるという点で誠に残念な町です。何らかのパーティ(そういうのにそもそも呼ばれる機会があるのか不明)がある場合は、近場で運動靴から履き替えるというのが賢明な気がします。というわけで、コンバースに感謝の意を伝えつつ、ポンピドゥー横のCamperに行ってきました。運動靴だと、日本のメーカーもキュートですが。ベージュのスウェードのやつに、私はウォッシュドのストレートジーンズ+萌黄色のリュックサックという井出達で、6区周辺を走っています。Bodum同様赤と白がモチーフなので、もしかしたらこれが私の心を揺さぶるツートンなのかと今思ってきました。

④Tefalの瞬間湯沸かし器
Tefalは通常、持ち手がとれるフライパンが有名な気もするのですが、これから湯沸かし器をご購入されようと思われている方、ぜひTefalをおすすめします。日本で祖母が持っていて、本気で30秒以内にお湯が沸くので、その時から買うならTefalだと思っていました。ちなみに、私はこの商品に出会うまで、アンチ湯沸かし器(ポット)で、あれは水がまずいし電気を食うし、と思っていましたが、寮ですぐ茶をすすれるというのはすばらしいわけです。アンチ湯沸かし器、取り下げです。

Britaの水の濾過器
Britaは数年使っていますが、こちらでも購入しました。建物が古いためか、何とも水がいまいちなので、これは助かります。ミネラルウォーターとの併用がよいようです。なお、濾過の部分ですが、フォームが変わったようで、今までより大ぶりになりました。白色以外に紺色が新登場し、それはそれでかわいらしいです。

WeledaのRose musquee関連商品
これは、私の親しき方にアレルギー反応が出たということで、その辺は合う合わないがあるかと思いますが、私はここの商品の大ファンです。特にRoseが薫り高く、肌もすこぶる順調です。そして、ヨーロッパではとても安価です。ちなみに、Weledaに限らず、自然化粧品はヨーロッパ(特にドイツ?ドイツ語の商品が多い)ですとバラエティに富んでいる気がします。

以上、消費者としてのこちらでの生活レポートでした。

さて、今週末は、学校のRetreatでロワールに行ってきます。この年になってRetreatをするとは思いませんでした。議論しつつ観光しつつのんべえになりつつという感じになりそうです。
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by Haruka_Miki | 2008-09-24 00:00 | 経済的営み