たまには、とことん食べ物のレポートというのをしてみようと思います。
意外と写真を撮っていないことが判明したのですが、連休に仲良しのお誘いで、アヴィニョンから少しのところにある町のお友達のところにお邪魔しました。なんというか。紅の豚の糸井さん風に言うと、ゼイタクとはこういうことさ、ということになるのだと思うのですが、フランスの底力、それは地方都市にあり、と今回改めて思いました。
最初は、小さな小さなプロヴァンスの村にある、仲良しの従妹の旦那さんの妹さんの彼氏の高校時代の親友のご両親(遠い!)のお宅を改造した民宿的お宿、それから最後の日は、これまた仲良しの従妹の旦那さんの妹さんの彼のご両親のお家(やはり遠いですね、もはや私なぞ棚ぼたの極みです)にお世話になりました。そのお父さんというのがお料理の先生ということで、とても美味しいお料理をご馳走になりました。このご家族が本当に素敵で、その息子(私の仲良しの従妹の旦那さんの妹さんの彼←しつこいかしら)がまたとてもサンパな男性なのですが、やはりご両親もとても素敵だったのでした。ちなみに、ご両親が手際よくお料理を出したり、ワインを用意してくださっている間、わたくしただその辺に腰かけてプールに入ったり、芝生に寝そべったり、完全に「華麗なるギャッツビー」のルーシーさながらいいご身分をしているだけでした。
赤ワインとプロヴァンスハーヴが香るうずらのグリル焼き
ワインたち。その他ご両親が元々ピレネーの方たちなので、その方面の発泡酒も
この地方のデザート。名前を忘れてしまいました
結局、こういうおもてなし一つにしても、どれだけ土着の文化に根付き、自然かつダイナミックな時間と空間の共有ができるかということになるのだと思います。私も、こうした時空のぜいたくができる茶目っ気を持った大人になりたいものです。
次の日の朝は、6時代の新幹線に乗るべく早起きだったのですが、お父さんが朝から美味しいエスプレッソを淹れてくれました。ありがとうございます。おかげ様でリラックスの三日間でした!