パリ発 五感の穴
2012-04-03T04:02:46+09:00
Haruka_Miki
吐く呼吸3秒、吸う呼吸1秒。パリでの生活を中心に
Excite Blog
ナイトワーク
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2012-04-03T04:02:47+09:00
2012-04-03T04:02:46+09:00
2012-04-03T04:02:46+09:00
Haruka_Miki
五感
ポンピドゥーの外れにベトナム人がやっている小さなパーツ屋さんがあって、オシャレ度ではマレのど真ん中にあるお店とは比較にならないのだけれど、布地やパーツくらい小さいものだったら、内装はさほど大切でありませぬ。本当はパリ市民講座というので、3年間アクセサリー専門科(しかも本格的で、色々なコースがあります)の単位が取りたいと思ったこともあるのですが、時間がネック。というわけで、初心者ができる範囲で勝手に作っています。編み物や縫い物と違い、道具が少なくて済むのもよい。1時間から2時間夢中になって4つは出来るので、こらえ性のない私でもオッケーです。]]>
まんまる
http://fivesense.exblog.jp/17280172/
2012-03-06T00:00:00+09:00
2012-03-07T05:49:24+09:00
2012-03-07T05:49:24+09:00
Haruka_Miki
人
何度も言うから、何だろうと思って、食器を洗う手をエプロンでぬぐいました。手を引かれて窓際に行って、彼が指差す方向を見たら。
それは綺麗な月がありました。
我が家の居間は、カーテンがありません。目線に気になる建物が少ないからです。だから、彼の背丈でも、高く上がるお月さんはよく見えるのです。
子どもはお月様がとても好きで、10か月を過ぎたくらいから、よく見つけては、感心している姿を見ました。そして、今でも、あっ、っつーっきっ、きえいっ、(月きれい)ってやってます。
今夜はまたダイナミックに一面パスタ散乱で、ひたすら片づけをしていたら教えてくれました。
彼と一緒に過ごせる時間は限られていて、正直外出先でも一目散に家に帰ります。それを許してくれる社会・環境です。そんな中で、彼は確実に成長しています。言ったことを相当覚えていて、質問されたりします。
きえいっなものがとても好きみたいです。お月さんに木々、大きな雲に、雪、ドライフラワーにする過程の花束。どれも、きえいっ、です。
お月さんを見て、こんな気持ちになることは今だかつてなくって、人の親というのは、どこもかしこも、こんな気持ちになる人ばかりなのかと思うと、なんてありがたい経験なのでしょうか。感謝しきれません。
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消費者のわたし
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2012-03-04T22:57:00+09:00
2012-03-06T07:36:01+09:00
2012-03-04T22:57:53+09:00
Haruka_Miki
経済的営み
魚が食べたいと思っていたら、いい青光りのサバ、おすすめ品の油ののった鮭、新鮮なわかさぎがあったので、適当に買ってみました。魚三昧な週の初めになりそうなので楽しみです。大きな鮭、大きいサバ3尾、サルディーン500グラムで、計16€。高いでしょうか?安くはないですね。でも、嬉しいでしょうか?嬉しいです。楽しみです。
わたしはもうすぐ三十路を迎えます。二十代ってのは、ふらふらしたり、自由を謳歌できるリソースと重過ぎぬ責任を肩に、なかなか良き時代ですね。私も、ああ本当に楽しい日々を送ることができております。おそらく、三十路を迎えても、決定的な価値観の変化は少ないのではないかと感じているのですが、一つ大きな変化と言えば、おそらくは消費者としてのわたしの側面では、間違いなく昨今その変化を自分でも感じます。やはり、それは子が産まれるというタイミングで現れた気がします。そして、どんどんと私という女は母親に似てきたものだとつくづく思い知らされます。
母は、料理上手ですが、これといって複雑なお料理はしません。私も、私のキッチンにようこそ、というようなゴージャスなもてなしはできません。ただ、母は、食材・調味料に昔からかなりこだわっています。髭をたくわえたおじさんが営む自給の村、といった有機栽培・無農薬栽培などの形が悪い野菜たちを買い求め、小さいけれどなんとかという説明があるしょうゆだとか、そういうのをいつも買っていました。私の体が弱かったからでしょうか。当時はさっぱり意味が分かりませんでした。
今は、彼女の感覚を共有しています。有機の店の素朴な味のりんごがおいしい、布のおむつならオーガニックコットンの方がベターである、紙のおむつなら、できれば紙だけのやつが心地よさそうだ(スウェーデン製のであります)、とかです。今はもっと複雑な時代になって、産地まで考えるとなると、高価なバッグを買い求め、優雅にお茶をする自分、も大いに素敵でよろしいんですが、それ以上に日々の生活にお金をかけたい自分がいます。もちろん、じゃあ今から畑を買って自給自足すればよろしい、という話もあると思うのですが、(実際仲がよい友人でそういう方もいますし、自分の叔父もこのタイプです)そこまで行けません。ですから、説教じみるわけにもいかず、何ともアンビバレントなものです。
わたしは何が一番欲しいのか。誕生日に何が欲しいんだと言われても、これと言って思いつくものがなく、唯一興味があるのは、ウクレレか、あとは木でも植えるか。あ、でもネパール旅行とかもいいですね。]]>
紙一重な女であるということ
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2012-02-08T00:00:00+09:00
2012-02-08T19:36:15+09:00
2012-02-08T19:36:15+09:00
Haruka_Miki
芸術
アート誌はもちろん、今週のEconomistにだって取り上げられてしまうお人。「存命の女性アーティストで二番目に高値がついた作品を作るアーティスト」ですって。こういう82歳って、ちょっとなりたくてなれるものではない。たぶん、ご自身に見えてしまう、凡人に見えない世界というのはそれはそれで苦しいのでしょうけれど、それを外に出してご自身を慰められていることが、結局他人への強烈なメッセージ性を帯びたものとして映るとき、それは当然独りよがりのものではないし、唯一無二の才能を持った方の苦悩でしょう。わたくしなどは、そう考えると、なんとほーっと生きていること、か。先日まで、ポンピドゥーで展示がされていて、家から徒歩圏内なのに行けなかった。残念です。今くらいの年だったら、これからは坊と一緒に行けるかも。幼児の目に映る、草間さんの作品って、どんなんだか気になるじゃありませんか。
さて、LVMHは現代美術家がお好き。村上さん、スティーブン・スプラウスさん、リチャード・プリンスさんの次は草間さん、7月に限定コレクション販売だそうです。個人的に、このお三方と草間さんは一線も二線も画していると思っています。
スプラウスさん デザイナーでもある。ロックアーティストをモチーフにしたアートも有名。LVではマークジェイコブスからのオファーで2001年春夏にコラボレーション
村上さん こちらもマークジェイコブさんからのコラボレーションオファー。アニメ・サブカルチャーをベースにしたポップアートが多い。
プリンスさん アメリカンポップカルチャーの膨大なイメージから抽出したヴィジュアルアート作品。LVとは2008年にコラボレーション
ということなのですが、なんというか、お三方のことを存じて上げていないので、なんとも言えないし、ましてや草間さんのことを存じ上げていないのでこれまた何とも言えませんが、素人の印象でお三方と草間さんが異なる点としては、その命のかけ方?拝金主義ではないところ?紙一重なところ?内面的なものと常に戦っている印象をうけるところ?分かりませんが。でも接点はあって、やはり皆さんアメリカの地を踏んでいること。これは、やっぱりフランス、じゃないわけです。イギリス、じゃないわけです。その辺が20世紀を象徴しているように思えてならない。
とりあえず、色々な感情を抱けそうなので、今夏にはシャンゼリゼにぜひ足を運びたいと思います。
最後に、ネットで見つけた面白い記事をリンクさせて下さい。
立命館大学人間科学研究所主催の対談です。]]>
家を燃やされないように
http://fivesense.exblog.jp/17166540/
2012-02-06T00:00:00+09:00
2012-02-08T19:43:10+09:00
2012-02-07T02:04:51+09:00
Haruka_Miki
人
ブログから離れるのも近づくのも自分次第。書きたいことは山ほどありますが、プライオリティが下がるのは、「自分の時間」を持っているからか、もしくは持っていないからか。いずれにせよ、一人の子供の存在は、喜び沢山。制約はといえば、子沢山の先人たちに比べれれば、冗談なほど本当はたっぷり時間があるんでしょう。
極寒のヨーロッパはフランス、パリ。この地にも寒波はやってきました。週末はフォンテンブロー泊だったのですが、銀世界、ではないにしろ、一面に拡がる草原の寒々しい・けれど美しい冬の光景と言ったら!こういうときには、赤ワインに、じっくり煮込んだお肉料理なんていいですね。もしくはラクレット。というのは幻想で、現実には、なぜか夕飯はタコスです。コリアンダーを沢山刻んで頂きました。
さて、大変珍しいのですが、我が家の坊が腹を下しており(お食事中の方ごめんなさい)、小児科に行ってきました。以前は区がやっている病院・保健所のようなところで定期健診を受けるだけだったのですが、ワクチン予防接種などが少なくなるにつれ、かかりつけのお医者さんがいた方がよいと判断し、ホームドクターにここ数ヶ月はお世話になっています。二人の小児科医がクリニークを開いており、お二人ともとてもやさしいです。今日はおじいちゃんドクターの日でした。おじいちゃんドクターは、前の男の子が終わると、なぜか手にハサミを持っていて、次に髪の毛切る方ー?と待合室に叫びました。おちゃめなムッシューです。いつもは、ベトナム系の奥様ドクターが担当なので、おじいちゃんドクターは初めてです。その診察は、とてもユーモラスで新しい視座を与えてくれるものでした。まず、お腹の具合は、今流行っている胃腸炎とのこと。さほど心配する風でもありません。熱もありませんし、と。フランスは、熱があるかどうかがポイントのことが多い気がします。鼻風邪でも、熱ないなら保育園も全く気にしません。
そして、彼はおいくつ?とドクターが聞き、18ヶ月目ですと答える私。そう、だったら、P○Gの回し者にどうしてもなりたい場合以外は、そろそろおむつ、取り始めたらいいんではないですか、と。午前中は保育園に行っているのですが、と言うと。ああそれだったら、保育園もおむつ代が浮くから喜んでお手伝いいただけますよね?と尋ねてみたらいかが、と。一時間しない日、二時間しない日、と少しずつ慣らせていくんですよ、あとはまあ親御さんの根気と、子供の性格と、保育園のサポートによりますけど、って。あと、おむつする場合も、ビニールが入っているものでなくて、コットンのもの、あれフランスじゃああまり売ってないですけどね、やっぱりおすすめです、と。
その次に、坊はいつも仲良しのクマちゃんを持っていて、眠くなったり、甘えたくなったりすると、そのクマちゃんをぎゅっとするのですが、クマちゃんだったり、おしゃぶりはそのままさせていていいのでしょうか、と。坊は川の字というのを殆どせずに寝るので、クマちゃんはコンパニオンなわけです。
そうですねー、僕がそう、まだ半人前だった研修医の頃、こんな話を聞きました。家父長的なお父さんが、10歳の息子に、息子よ、君はもういい年だ、そろそろキリンの人形は捨てなさい、赤ちゃんじゃないんだから、と。そうしたら、息子はおとなしくキリンちゃんを捨てたのですが、その代わりに、家に火をつけたんだそうです。わたくしびっくり。冷静な顔のドクター、ま、アネクドート(逸話)ですけど、って。だってね、奥さんだってきっとそういう親友がいたはず。そしてその気持ちを私たち大人は忘れてしまっただけ。ある日目覚めたら、親友がさよなら言わずに遠い旅に出たら、それは落ち込むでしょう。それに。親友に代わる、人間のお友達、ガールフレンド、パートナーと出会ったら、クマちゃんはそのときその大役を勤め上げたことになるでしょう。それまではま、自然体でいいんじゃないですか。
坊よ、家を燃やすくらいなら、いつでもクマちゃんに頬ずりすればいい。おしゃぶりを片言のフランス語で探すがよい。そして、おふくろー、もういいよ、と自覚が出るまで、沢山抱いてあげましょう。]]>
体感
http://fivesense.exblog.jp/16893403/
2011-11-30T00:00:00+09:00
2011-12-01T06:38:36+09:00
2011-12-01T06:24:28+09:00
Haruka_Miki
五感
いつだったか、その悪友と横浜のレンガ通りにある、2階にある小さくて、傾いたバーで南博さんのピアノを聴きに行ったことがありました。友は、それはとても肥えた耳の持ち主で、風来坊で口が悪くて失礼しちゃう。でも、有機的なところと、抜群の音楽センス、その点で一目置いている人間です。
12月の26日と31日とセッションがあるようです。大晦日は無理でしょうが、できれば久々に行ってみたいなと思っています。]]>
顛末
http://fivesense.exblog.jp/16893373/
2011-11-23T00:00:00+09:00
2011-12-01T06:26:03+09:00
2011-12-01T06:06:11+09:00
Haruka_Miki
人
以前記したビザの問題で、突然申請を却下する公式な手紙が来ました。やっぱり、と思ったら、その数日後電話があり綿密に私の状況について尋ねられました。うんうん、そのようね、こちらの手元の情報と同じだわ、と事実関係を照会しているようでした。そして、それではあなたには明日交付するからいらっしゃい。と言われました。これが先々週の話です。状況が一転した理由はいくつかあると思うのですが、まだまだデモに出たり、嘆願書を内務省に出し続けている学生も多いのが現状です。今までと比較すると依然の三分の一以下しか交付されなくなったそうです。
これもまたフランス、そう思えることの連続で、それに慣れっこの自分は、間違いなくずれてきているのだと思うのですが、ある一定のリズムの中で、確実にフランスのシステムはシステムなりに機能しているところがあり、いい加減なようで最終的にある程度は状況・背景を考慮した総合的な判断を下すのです。そこには確実にユマニテのベースを垣間見る瞬間があります。
今回ばかりはやはり骨折りでしたし、脱力しました。頭にきましたし、途方に暮れましたし、そして、さすがに疲れました。
でも、このいい加減だけれどユマニテの国に、やっぱりまあしばらくは付き合っていこうと思います。]]>
フランス
http://fivesense.exblog.jp/16733188/
2011-10-21T00:00:00+09:00
2011-10-25T05:05:53+09:00
2011-10-25T05:05:53+09:00
Haruka_Miki
経済的営み
その共和国という政治システム、負担も多いけれどとてもよくできた・共感をするところも多い社会システム、個人主義だけれど情がある人々。贅沢を言うならば、大型日本のスーパーと、地下鉄に通じるエレベーターがあれば、この街にずっと住みたいと思うほどしっくりくるのだ。
フランス。
ここで勉強することが夢であった。それは、一つに日本での幼少時代の教育があり、そのあと渡った新大陸の経験があるのかもしれない。ヨーロッパ大陸に、中でもぜひともフランスに渡ってみたいと思った。
今この国は―おそらく世界中のどの国もある一定の範囲でそうであるように―揺れている。移民大国フランス。その様相は変わろうとしている。出生地主義の時代は現大統領になって終わり、この夏には、非EU出身の学生が滞在の身分変更をすることさえ難しくなった。ふつうの大学はおろか、その国のトップに位置するグランゼコールの学生さえ、5月31日に出たお達しを理由に、滞在許可が下りなくなった。夏休みの間に誰が予期しただろうか。2012年の大統領選を睨んでのお達しとのこと。
共和国的ではない、実にフランス的ではないと、学生は途方に暮れ、パリ政治学院も、HECも、Polytechniqueも、グランゼコール全体が猛烈に怒っている。
そして、このひどく冷徹かつ共和国らしからぬお達しに、今学校が、学生が一丸となり一緒になって内閣に直訴し始めた。当然、グランゼコールと政界・経済界とのつながりは深い。
渡仏したての時に新聞で読んだ、パリシンドロームなんていう言葉があまりにも懐かしく、昔のことほどに、フランスは甘くもないし、思っている以上に人間臭く、プロアクティヴなアクションが求められる。シンドロームに陥っている時間は、ない。
いればいるほど、フランスに染まるのは、元来持ち合わせた素質か、経験がそうさせたのかは、分かりえない。]]>
もぐりこむ
http://fivesense.exblog.jp/16604202/
2011-09-25T00:00:00+09:00
2011-09-26T06:44:19+09:00
2011-09-26T06:40:55+09:00
Haruka_Miki
エチュード
いつも目に映すものが変わった私には、アムステルダムという街もまた異なって映って、とても心躍る滞在でした。
大学生の頃は、美術館とアンネフランクとホテルの近くの大きな公園のイメージが強く、はっきり言ってまた来たいと思うところもありませんでした。今回はアプローチを変えて、電車でのアムス入りです。驚くほど異なる印象を受ける街はあまりないと思うのですが、アムステルダムは初めてきたかのようなわくわく感で楽しむことができました。数か月前にオスロに行ったのですが、これとは全然異なる雑多な雰囲気、そこに共存するモダニティ、小さい路地に小さなアパルトマンが群接する様は、さながら東京に想いを馳せるのです。
今回は観光地を回るでもなく、企画したあるイベントのオルガナイザーとして出向きました。そうした緊張を解してくれる混沌は心地が良いものでした。前職を辞めて、3年前に学校に通うことを決めたとき、どうしたら異なる地域の都市政策や都市計画に食い込めるのかと思っていました。それだけにこの主題はとても地域性を帯びたものであり、いくらグローバル化と言っても、土地ごとの対応を土地の人間で考え、遂行するのがごく自然なテーマであるからです。ローカルな知見とバックグラウンドが必須であるのです。
そうして3年後こうしてアムステルダムにいることは、とても不思議であり、喜ばしく、執着心というものが一つの可能性を見出してくれることを実感する次第です。地方の都市政策の一つの要であるテーマに、環境問題への取組に有名な市の人や、電力会社や、メーカー各社がいるこの場で、ただの政策話を延々とするのではなく、今日・明日・次の1年から5年の話をするというのは、とても有意義で、いくら二酸化炭素排出削減とOECDのリサーチャーが言ったことよりも現実的なものなのではと思ったりします。もちろん、OECD他シンクタンクには当然リスペクトもあるわけですし、仕事が異なるだけですが。
パッションがある人が、パッションがあることをすることほど、効果的なことはなく、欲を言えばその一翼になれれば、欧州にいる日本人として、もしくはただのこのテーマに関心を寄せる人間として、ちょっぴりでも関われればすごく嬉しいなと思った二日でした。]]>
おめでとう
http://fivesense.exblog.jp/16582414/
2011-08-31T00:00:00+09:00
2011-09-21T05:13:39+09:00
2011-09-21T04:57:07+09:00
Haruka_Miki
人
子どもを産んで、一年経ちました。
お誕生日おめでとう!と喜んだら、
友たちに、お母さん一歳おめでとう!と言われて、それはそれでとても嬉しかったです。
せっかくなので、赤飯などで食卓を囲みました。大好きなストーレーで、誕生ケーキも買いました。完全大人好みでシブーストをセレクト。大人が大きな声で盛大に歌ったり踊ったりするので、彼も嬉しくなって沢山手を叩いているのでした。シブーストは少し早かったようだけれど、赤飯は好みだった模様です。
二十代もあと半年。それまでも、そのあとも、楽しんでいきたいと思います。
滞っているブログも、できるだけつけていきたいと思います。
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おうじさま
http://fivesense.exblog.jp/16582447/
2011-08-17T00:00:00+09:00
2011-09-21T05:39:22+09:00
2011-09-21T05:39:22+09:00
Haruka_Miki
人
日本に帰ると会いたい人がたくさんい過ぎて、それなのに実際に会える人の数と言ったらとてつもなく少なくて、涙が出そうになります。滞在の大方の時間は、家族と、となり、それはそれでいつもの時空を埋めてくれるのですからとても大切なのですけれど。
今回はその選りすぐりのお友達の中でも、だいぶ長いお付き合いになってきたあの方と、そして今回はそのご家族(連れはご一緒したことがあり、私は初めて)と会う機会を得ました!ちびちゃんが合計三人で、かわいくて、うれしくて、不思議な気持ちになりました。
そのちびちゃんの一人が、どういうことかわかりませんけれど、連れのことを何度も何度も「王子様」って呼んだのでした。確かにどちらかといえば、というか、いやどちらとかいう問題でなく、薄いよりは濃い顔の連れですが、ちびっこには何故だか連れはおうじさまに見えたみたいで。
さて、おうじさまと言えば。日本に帰っていたときに、コクリク坂から、を観ました。とても清々しい恋を交えたお話で、淡く、けれど強い恋心にくらくらしました。登場人物の一人が、私のイメージするところの「おうじさま」にぴったりで、それは言わば韓流におうじさまを見るマダムたちのそれに似た気持ちなのかと思いました。
そんな中での上記の発言。そうだったんだー、連れはおうじさまなのだ。
さあ、日常に在る「おうじさま」chez nousハント、いざ。]]>
結婚記念日
http://fivesense.exblog.jp/15975961/
2011-05-15T00:00:00+09:00
2011-05-15T22:08:08+09:00
2011-05-15T22:08:08+09:00
Haruka_Miki
人
昼寝する者あり、床掃除をする者あり、片づけをする者あり。合間出張で通り過ぎた父の特急便で来た数々の日本の食べ物を楽しむ休日です。きょうは醤油ラーメンとかりんとうを食べました。
一年経った今日は、驚くほど日常に満ちていて、それはそれでいい休日です。]]>
5か月
http://fivesense.exblog.jp/15429068/
2011-01-30T01:03:00+09:00
2011-02-01T01:38:46+09:00
2011-02-01T01:32:59+09:00
Haruka_Miki
五感
私自身も、こうして日常の中でまだまだ沢山新鮮に思うことがあり、生活の中で、またプラスアルファで発見があります。当然、身体的に感じる新鮮さ以外にも、日々の情報収集・もしくはこれからしようとしていることを通じて、たくさんのわくわくの気持ちを感じることは難しくありません。新たななわくわくが大好きな種類の人間の私にしてみれば、今の状況は本当にありがたいものです。
さて、私がそうであれば、ミクロの世界に生きる彼は彼で、毎日日々発見をしているようであり、彼の目に映るものを多様でカラフルなものにしてあげよう、限られた内なる社会だけでなく、外も見せてあげようと思うわけです。例えば隣人さんとの「会話」をすることが至福の喜びの様であり、それならばと公園に出かければそこで出会う近い年齢の子供たちとの会話はとびきり楽しいものなんでしょう。そんな中思い出すのは、大学時代の先生が数か月前にくれたメールです。
>私流の組織論でいえば、「組織」というのは2人では不安定で、紛争は過激化 する傾向を内包しますが、3人こそ「組織論」の始まり、従ってデモクラシーの原点で、相互承認、思い やり、調和等をもたらしうるものです。
その際は、頭にはてな?マークが飛び交ったわけですが、その意味がなんとなく理解できる今日この頃です。
5か月が経ち、最近、時には彼と離れて過ごす時間も作っています。育まれ、愛されることがすべてな無垢な存在を前に、それは限りなく切ない思いになるものですが、同時に彼が新たな社会に触れる機会にもなるとも思います。私もまた、そうして刺激を受ける機会に恵まれています。小さな社会、中くらいの社会、大きな社会の中で、大変なこともあるけれど、楽しいこともたくさんあります。5か月経った今までも、これからも、Bon vivant(人生を楽しむ)をモットーに、自分自身と、パートナーと、彼に向き合っていきたいと思います。]]>
お久しぶりです
http://fivesense.exblog.jp/15368587/
2011-01-20T00:00:00+09:00
2011-01-21T01:18:11+09:00
2011-01-21T01:18:11+09:00
Haruka_Miki
五感
マイナスが続く寒空から、ここにきて10度を超える日があったり、今日も寒いとはいえお天道様が出たり隠れたりでいい陽気のパリです。先週末は、お日様が嬉しくなり、軽めのジャケットを羽織って左岸まで散歩してみました。久々にあのアイスクリームが食べたくなったのです。冬に合ったお味もお目見えしていて、特にマロン・グラッセのアイスクリームがおいしかったです。そのくらい、暖かなありがたい週末。セール初めての週末ということもあり、日曜日も多くのお店が開いていました。近くまで来たということで、左岸に住むお友達とカフェでいっぱいワインを。私はどうも貧乏性?出不精?で我が家でお茶をすることが多いですが、フランス人・フランス慣れしたお友達というのは、よく「カフェに行き」ます。疲れたから行くとか、飲みに行くのではなく、カフェに行くことが立派なお出かけ。そうして街に出ると、意外な場所にすてきなカフェを見つけて、今度行ってみようとなるのだから、そういうチェーンでないカフェ文化が発達した場所ではやっぱりぜひカフェに出かけるのが吉。思わぬ出会いもあるかもしれないです。
さて、隣国チュニジアのニュースが連日報道されています。毎日見ている20時からの国営テレビのニュースは30分のうち15分がチュニジアに関する特報。メインキャスターもチュニジアに赴く力の入れ様。それだけ近い国であることを今更ながら感じています。日本でも、母によれば随分と報道されているようですが、その様子はかなり黒煙やら機動隊やらで物々しいと言っていました。実際、チュニスにいるわけでもないのでなんとも言えませんが、家族ぐるみでお付き合いのある友達がチュニスにいるので、心配しています。パートナーが電話を30回以上かけても通じず。しかし、やっとつながったので話してみたら、街はいたって大丈夫なようで安心しました。けれど、野菜や牛乳など生活必需品がこういう時には手に入りにくくなるので大変だとのことです。
革命が起きたチュニジアとはだいぶ状況は異なりますが、ネットワーク・市民の連帯(という言葉はなんとなく政治的に用いられることが多い気もしますね)、そこまでいかずとも市民同士がコミュニケーションをとることの重要性を、海外に出るととても感じます。特に、個人的には、フランス生活を楽しめるかどうかは、数々の面倒や不便を乗り越えるために、他の人とコミュニケーションをとることを厭わないか、がキーになるように、よくパートナーと話します。たとえば、地下鉄の駅のバリアフリーはちっとも進まないけれど、代わりに周りの人々に助けをお願いする勇気、もしくはあちらから声をかけてくれる状況、そうしたコミュニケーションに救われます。たとえば東京に帰ると、安心と便利さに驚き、感動し、その快適さに一分で慣れてしまいます。が、反対にパリに戻ってくると、コミュニケーションをしよう、という意識を含めての自己危機管理意識が芽生えるのです。
だから、非常事態への対応がすこぶるいいことが多い、というのがもう一つパートナーとよく話すことです。最初から完璧でないから、問題に対応する心の準備もあるし、万が一緊急の事態の時も、焦らず力を合わせることができる。個人主義だと言われるけれど、そういう能力に長けた人が多いなと思うのです。そこで活きてくるのが日々培って?いるコミュニケーションをしようという心構えかもしれません。実際、我が家の建物の下で火事が起きた時も、住人の連携と対応は素晴らしくって、住民組合(サンディック)もちゃんと機能していて、あっぱれだと思いました。
二年半目のパリ生活をまとめると。クロワッサンとワインとチーズとセーヌ川とエッフェル塔とカフェだけでないここの暮らしです。]]>
朝カフェのすすめ
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2010-11-14T00:00:00+09:00
2010-11-14T18:07:45+09:00
2010-11-14T17:40:13+09:00
Haruka_Miki
旅
ここのところ、雨続きのパリは実はそこまで寒いわけでもなくて、灰色の空に見て怖々、気持ちを奮い立たせて外に出てみて拍子抜けすることが多いです。その空模様を見ては、今ステレオで聴いているクラシックの曲たちがこの大陸で生み出された理由が分かるというものです。チャンネル2の朝のニュースをつけて、少しの間だけ空気の入れ替えをし、夜一度起きた際に回しておいた洗濯を干し、コーヒーをエスプレッソメーカーで淹れて、さて今日も一日始めよう!と気合いを入れるのが日課です。
今の時期の私の生活というのは、めまぐるしくとても忙しい日々かと思われがちで、確かに以前と時間の使い方はだいぶ変わったと言えるし、一日がすぐに過ぎては、夜がくるとすこんと深い眠りに落ちてしまうという意味では、やはり日夜のリズムは変わっているのでしょう。とはいえ範囲内では自分の時間をコントロールできるというか、そういう風にしても差し支えない状況を自ら作り出せているので幸せなものです。結局、いくらでも自分自身を制約することはできるし、周りの人々の目や社会的合意などが揃っている必要もあるのでしょうから、そこは運次第でもあると思うのですが、心構え次第で、特段過敏になるような必要もなく、Chilled outという言葉がしっくりくる環境を作ることは全く無理ではないのであります。
昔から、夜更かしが苦手な方だったのですが、そうはいっても、(その場合は仕事後、街に出る前に一度家に帰り休息してから繰り出すというマイペースな状況)夜になってから街に出ることは沢山あって、それはそれで楽しいのでした。それはそれで、きっと今でも楽しめるのでしょうが、生活リズムから行くとあまり自然な感じではないので、最近は朝方の性分に拍車がかかっています。そして。それならば約束事も朝に取り付ければいいのだはと思うようになりました。そんな訳で、友人に外で会う約束も、朝であっていけない理由はないと思い、先日朝カフェというのをしてみました。
普段なかなか行かないマドレーヌ寺院界隈。マカロンが有名なパティスリーです。ここのお店は他の支店に比べて、地元の人が多くて、朝だとビジネスマンが集ったり、暮らし向きのよさそうなマダムがルモンドを読んでいたりして、穴場です。なにしろ給仕がてきぱきしていて気持ちがよくおすすめです。ブランチや午後のお茶もいいけれど、頭がしゃきっとしている朝、こういう過ごし方も乙だなと思いました。]]>
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